愛犬の死 | ぁすの育児奮闘記!

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2014年7月13日無事、第一子を出産いたしました!
これからは育児日記として宜しくお願いいたしますヽ(;▽;)ノ



こんばんは



今回は、育児と関係のなく私の実家の愛犬についての記事です













本日20時09分
14歳1ヶ月2日の愛犬が息を引き取りました


私が中学3年の時家族に迎えた、ヨークシャーテリアの男の子


妹や母はコーギーがいいと言っていたのですが、ペットショップの入口から店内奥のゲージの中を落ち着きなくうろうろするまだ生まれて数ヶ月のヨークシャーテリアを見つけました


その子はこちらに気づくとぴたりと止まって、ただまっすぐと私と目を合わせてくれ、私は『家族になるんだな』と直感で思ったのを今でも鮮明に覚えています


それから1週間家族と話し合い、妹と母はそのお店にいたコーギーが気にはなったけど、私とただ見つめ合うヨークシャーテリアが忘れられないということで本当にその子を家族に迎えました


それからは本当に、どんなにプロのアドバイスを受けて教えても郵便屋さんのバイクの音や玄関チャイムの音、ガス屋さんのボンベ交換の音だけは吠えるのが治らなかったり、噛み癖がしばらく治らなかったり、お留守番が大嫌いでゲージから出したまま数10分買い物に行っただけで家の壁におしっこしまくって八つ当たりしたりと暫くは大変でした


でも、朝母が『お姉ちゃん起こしてきて』と言えば階段を駆け上がり、私の部屋のドアをカシカシとかいて、時には母がついてきてドアを開けるとそのままの勢いでベッドへ飛び乗り、顔中ベタベタになるまで舐めて起こしてくれたり
学校から帰ると嬉しそうな顔で玄関まで出迎えて短い尻尾をこれでもかと振り回してくれたり


それは高校になっても変わらずで、大学進学で家を出た時も暫くは朝起こしに私のいない部屋へ行ったりしてくれていたのも両親から聞きました


社会人になりなかなか長期帰省出来なくなっても、私が帰ると飛びつく勢いで『おかえり』と出迎えてくれたり、結婚してこどもが産まれても妹の子にはしなかった添い寝や、傍に寄り添うように座ってくれたりと息子へも愛情をくれた優しい子でした


2年前から心臓を悪くし、膵臓、胆嚢を患い病気の関係でどんなに食事指導の通りにしてとどんどん太ってしまいふっくらコロコロした子になり、実家を離れている私以外とは基本的に散歩に行きたがらなくなったり、よく嘔吐するようになったりと通院、投薬治療が続いていました


もうダメかも、と何度も実家から聞かされていたものの帰省すれば嘘みたいに元気な姿を見せてくれて、その度実家の両親や合わせて帰省した妹が驚くほど私の姿や声で回復してくれていました







10日前あたりから、立つことが難しくなりいよいよ起き上がることが出来なくなっていました



ご飯も好物を与えても、何を試しても食べず水を飲むため起き上がることも難しくなったのが15日夜


一昨日から夜はテレビ電話をして、私が名前を呼べばぼんやりした目が変わり、体は横たわったままでも耳を一生懸命動かして応えてくれる様子に『まだきっと大丈夫』と思っていました


妹は隣の県へ嫁いだので、日中仕事で両親とも家を空けて愛犬を1人にしてしまわないため昨日朝から実家へ行ってくれており、今朝も愛犬の様子を画像つきで送ってくれていました






ゲージの中で横たわって動けない様子


生後半年の姪が愛犬を見れば、辛いはずなのに頭を上げて応えようとしてくれる様子


おしっこするため、しっかり自分で起き上がれたこと


そのままゲージから出て妹の傍に寄り添った事








ここ数日では考えられないほど今日はとても頑張ったんです


妹も『今日明日死ぬことはなさそうなくらい頑張ってる!』と言っていました



午後から妹のスマホの調子が悪くなったとのことで昼から20時までの様子は私にはわかりません




今思えば、何かを察知して最後の力を振り絞っての行動だったのかも知れません







それから数時間たち、20時8分



LINEのテレビ電話で母のスマホから着信



出ると、スマホを妹が持ってくれていたのでしょう


画面の向こうでは母が必死に心臓マッサージ、人口呼吸をし、愛犬の名前を呼ぶ声


『突然聞いたことも無いような苦しそうな声をあげて、息が止まった』という妹の嗚咽混じりの説明がありました




私も名前を呼びましたが、目が、だんだんと光を無くしていく様子



くてん、と力なく垂れる頭と手足



それなのに傍にいて抱きしめてあげられない




その様子に涙が止まらなくなりました



確かにその瞬間まで頑張って生きていました






10数分声をかけたりしましたが結局戻ってはきませんでした






人口呼吸で何度か息が返りかけたそうです




でもダメでした







沢山頑張ってくれました








もがいたりはしなかったと聞いたので、痛かったのか苦しかったのかは一瞬だったと、そう思いたいです






妹が横にいて、母の腕の中で亡くなったのは救いだったと思います


あの子は母のことは多分一番に大好きでしたから


今はもう3時間も過ぎた23時ですが、三時間涙が止まらずずっと流れ続けています





亡くなった愛犬は好きだったタオルに包まれているそうですが、多分苦しげな声の原因だったのか、お尻から血が流れ出てきたそうです






まだ2歳にならない息子が、寝付くまで『まま、め』と言って涙をふいてくれたり抱きしめてくれて心配かけてすごく申し訳なかったのですがまだ止まりそうにありません








不思議なことに
亡くなった時間は昨日テレビ電話をした時間と全く同じ
しかも今日5月18日は私の祖父の命日


とても賢く、優しい子だったから『この時間だったら大丈夫でしょ?』
『この日なら忘れないでしょ?』
って気を使ったのかも知れません




忘れるもなにも、特別な存在なんだからあるわけないのにね
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今でもまだ、キキの色んな姿が鮮明に思い出せるよ





これだってほんの2ヶ月前
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甥の持つリードでは散歩しないくせに、息子とはリラックスした様子で歩幅を合わせてお散歩させてくれたね






まだ受け入れられないけど








明日の午前中、ペット葬儀場にて火葬するそうです



上手に上れるように




今日は母と久しぶりに同じ布団で眠るそうです






姿あるうちに触れられないのが、抱きしめてあげられないのが悔しくて仕方ないです

ビビリで、寂しがりで甘えんぼな君が上手に上れるかなと心配で仕方が無いです



愛しくて愛しくて体が千切れそうな程苦しい



愛してるよ、キキ












ありがとう