昨日は靖國神社で花見をした。まだ桜は7部咲きだったが、花を見ながら飲む酒は上手い。屋台もたくさん出て賑わっていた。
当然花見で酒を飲む前に靖國神社に参拝してきた。ちょうど桜咲くこの季節、特攻隊が激戦地沖縄に飛び立った。特攻隊隊員たちが出撃前に交わした言葉は「靖國で会おう」そして様々な思いを胸に敵艦艇に突入した。そう、この桜咲く頃の話だ。今では歴史の1ページに過ぎないと言われるかもしれないが、その尊い犠牲の上に今の日本がある。
靖國には明治維新から大東亜戦争にかけて国のために命を散らした英霊が約270万柱祀られている。繰り返すがその犠牲の上に今の日本があるのだ。国民にそういう意識はあるのか?ましてや政治家逹は靖國神社をどう認識しているのか。
民主党政権は靖國神社に替わる追悼施設を建設するというが、理由は総理大臣が参拝すると中国や韓国が怒るからだそうだ。
しかし冷静に考えると、国のために散った英霊に感謝と敬意を持ち追悼するのは当たり前のことだ。それを非難する方がおかしい。つまり中国や韓国は総理大臣の靖國参拝を問題化させ政治利用しているにすぎない。そんなことも知らずに替わりの追悼施設を建設するのは筋が通らない。
例えば戦勝国側にも「敗戦国にも英霊を追悼する権利はある」と靖國神社を擁護したアメリカ人がいた。つまり国のために散った英霊を追悼するのはグローバルスタンダードなのだ。日本の場合は明治維新以来から靖國神社が追悼施設として存在している。
新しい追悼施設などいらない。そんな中国や韓国の内政干渉に屈して建設された屈辱的な追悼施設に祀られて喜ぶ英霊がいるか!!!
以前、英霊にこたえる会が新しい追悼施設に反対する署名活動をしていて自分も署名した。その時に署名活動をしていた元軍人がこう嘆いた。「若い人が署名してくれて嬉しい。私の戦友は支那で戦死した。死んだら靖國で会おうと約束していて、今その戦友が靖國に祀られている。しかし新しい追悼施設など造ったら靖國の戦友はどこへ行ってしまうんだ」と。平気で新しい追悼施設を造ると言っている民主党政権はおそらく英霊や元軍人の気持ちなど分からないのだろう。いったいどこの国の政治家だ?8月15日には堂々と靖國神社に参拝するのが総理大臣の正しい姿だ!!

登山家の野口建さんは、「英霊を大切にしない国は滅びる」と言っていた。まさに今日本は色んな意味で滅びの道を歩もうとしている。民主党政権で日本解体が着実に進んでいる。靖國の英霊は今の日本をどのように見ておられるのだろうか。それを考えると胸が詰まる思いだ。