東京アラートなるものを発動した東京都は、警視庁と協力して夜の歓楽街で見回り隊を結成するそうだ。

 

おそらく、歌舞伎町などの歓楽街を歩いている人たちに声掛けをして帰宅を促すのだろう。

 

もちろん強制力は全くないが、見回り隊が歩いて声掛けしていれば、声をかけられた側は自粛を求められていると受け止めるだろう。

 

いつまでも家に籠っているわけにはいかないし、国や都から満足な補償もないのに休業せざるを得なかった飲食店は、これ以上客足が遠のけば廃業に追い込まれる。

 

そうならないように一生懸命営業しようとしている人たちがいるのに、せっかく集まってきた客を散らすようなことを行政がやっていいのか。

官営自粛警察による立派な営業妨害だ。

 

たかだか1日に2桁の感染者が出ただけで大げさなんだよ。小池百合子や都は「対策してますよ」アピールに必死になっているが、その影響でどれだけの飲食店や企業が損害を被っているのか理解しているのだろうか。

 

以前から当ブログで繰り返しているが、政治家も行政もコロナ対策に比重を置きすぎている。効果があるのか疑わしい自粛によって生じる経済的損失と混乱の方がよっぽど影響が大きい。

 

官営自粛警察の圧力なんかに屈せずに飲食店に行こう。早く日常を取り戻して経済を回そう。