4月にコロナ対策で発令された緊急事態宣言は妥当だったのかどうかという疑問は尽きない。

 

感染者1人から何人にコロナが移ったかという実行再生産数は3月にピークの2.6を迎えたが、4月には1.0未満となっており、緊急事態宣言が発令された時には既に感染拡大はピークアウトしていたというデータもある。

 

大阪大学核物理研究センター長の中野貴志教授によれば、人口密度に関わらず収束ペースは一定であり所謂「接触8割減」は必要なかったという。

 

また、秋葉原駅クリニックの大和田潔医師は「現在、報道されるのは感染者数ばかりですが、同時に『検査数』を見なければいけません。たとえば、緊急事態宣言が発令された4月7日の東京都の新規患者は87人で、検査数は934件でした。それに対して7月3日の患者数は124人でしたが、検査数は2865件です。検査数という前提が異なっているので、新規患者数だけを見て流行が拡大しているとは言えないのです」と指摘する。

 

※中野教授及び大和田医師の主張を取り上げている記事のURLを貼っておくので、詳しくはこれを読んでほしい。

https://news.livedoor.com/article/detail/18557409/

 

各国でもロックダウンや外出の禁止が有効だったのかという疑問の声や研究成果が続々と出ている。

 

万単位で死者が出ていた欧米と比較しても、少なくとも日本では緊急事態宣言は必要なかったと思うし、それによる経済的影響や国民に与えた心理的影響は計り知れない。効果よりも副作用の方が大きすぎた。

 

ただでさえコロナ関連倒産や失業者が増加している。経済を正常化に舵を切らねば取り返しがつかないことになるし、緊急事態宣言の再発令など言語道断。

 

しかし、こともあろうか羽鳥慎一モーニングショーというコロナ恐怖症を煽るプロパガンダ番組のコメンテーターを務める玉川徹は緊急事態宣言の再発令を求めている。

 

玉川は「残されているのは緊急事態宣言しかないんですよ」「緊急事態宣言を出すか、出さないかといったら、早く出すしかないです。後ろに行けば行くほど、ピークが高くなればなるほど、そこから収束するまでの時間は長くなりますから。それしか選択肢がないなら、早くやるしかないでしょうね」という。

 

玉川は春先から一貫してコロナ恐怖症を煽り国民を扇動してきたが、全く懲りていない。緊急事態宣言の効果の検証結果や、緊急事態宣言の副作用の大きさなど頭に無いのだろう。ただ視聴率と自己満足のために狂信的になっているとしか思えない。

 

テレビ朝日という倒産の恐れのない大企業に所属して、テメエはリモートワークも出来て給料もタップリ貰える。そんな安全圏にいる奴が経済を疲弊させて国民を飢えさせる緊急事態宣言再発令を出せとか軽々しく言うな!

 

コメンテーターって気楽でいいなあ。こんな無責任な奴、コメンテーター失格だろ。