今日は「ホットケーキの日」だそうです
1902年のこの日、北海道は旭川市で気温マイナス41度となり、日本の観測史上最低を記録。
寒くなるこの時期にホットケーキを食べて温まってほしいと、森永製菓が制定したとか。
久しく食べてないけど、ホットケーキってあったまる？？🌝
一方、キリスト教圏では2月〜3月頃に「パンケーキ・デイ」がある。
バジル・デ・ルース《パンケーキデイ》1845
食べまくり謝肉祭の最終日「懺悔の火曜日」の習慣で、パンケーキを食べる！
翌日から四旬節で断食するから、卵とか使い切らなきゃだし、栄養とっておかなきゃだし、仕方がなし！太ってよし
？
？別名「脂肪の火曜日」とも
…などなど、定番の朝食から伝統行事にまで、古くから各地で食べられてきたパンケーキは、絵画にもよく描かれています。
というわけで、今日はパンケーキの名画を並べてみます。主にオランダ絵画です。
ダフィット・テニールス (子)《The Pancake Baker》c.1660
農民の風俗画をはじめ、幅広いジャンルを手がけた宮廷画家のパンケーキ。
👨「美味しそうだねえ」
👵「は？絶対あげませんから」
絶対あげない顔。
私のですから。
ハブリエル・メツー《犬にパンケーキをやる女》1659-1661
かつてはフェルメールより人気だったオランダ黄金時代の画家、メツーのパンケーキ。
マダムの犬にパンケーキを与えるメイドの顔が、なんともいえない。
👩「（チッ、私が食べようと思ってたのに）」
こちらもメツー、バチバチの表情。
ハブリエル・メツー《The Pancake Baker With A Boy》1655-1658
👦「もっとさ、ふわっふわのスフレパンケーキとかないの？」
👵「うるさいね。うちは40年ペチャンコでやってんだよ！」
アドリアーン・デ・レリー《パンケーキをやく女》c.1790-1810
マダムにお小言言われてる感。
👩「もっとハワイみたいに焼いて」
デ・レリーは、肖像画で知られるオランダの画家。
同時代オランダの著名な文化人の多くを描いている。
ゴドフリート・スカルッケン《パンケーキを持つ少年》1670/1680
オランダ黄金時代末期の画家、スカルッケンのパンケーキマスク
風俗画や肖像画を描き、卓越したロウソクの光の描写で知られる。
クリスティアーン・ファン・コーエンベルフ《パンケーキを持つ少年》1640-1650
👦「ちょ、ペラッペラなんすけど笑笑笑」
カラヴァッジョスタイルのオランダ人画家。
大型の寓意画が得意で、タペストリーなんかも制作。
ピーテル・アールツェン《The Pancake Bakery》1560
風俗画と静物画を組み合わせた新ジャンルを開拓した、オランダ人画家。
宗教画出身で、しばしば背景に小さく宗教モチーフが描かれていたりもする。
この絵もちょっと表情やポーズが重々しく見える。
今日もパンケーキか…
もう１０日目だ…
米食いたい…
なんだろう、パンケーキの絵って殺伐としてるの多いですか？😇
ちなみに本作は、ファン・ハーヒトの画中画にも描かれている。
パンケーキはどーこだ！？
ヴィレム・ファン・ハーヒト《コルネリス・ファン・デル・ヘーストの収集室》1628
正解は…
ここだ！！もいもい
おまけ
キッズが試食、世界各国のパンケーキ。
ジャパニーズパンケーキ、お好み焼きも登場。
このキッズ試食シリーズ、可愛いよね🥰
森永ホットケーキミックスレシピ100 （ミニCookシリーズ） [ 森永製菓株式会社 ]