こんにちは。
作業療法士の菅原洋平です。
【睡眠改善中に起こる不適切な眠気】
就寝前にあくびが出るほどの眠気がありますか?
睡眠不足や不眠では、
就寝前に強い眠気が起こらなくなります。
そのまま就寝すれば、寝つけないこともありますし、
眠くなっていない状態で眠ると、
睡眠の質は低下してしまいます。
睡眠改善に取り組むと、
就寝前の眠気が戻ってくるのですが、
その回復過程で、
不適切な時間帯に眠くなることがあります。
夕方から夜の早い時間にかけて、
あくびが出て、眠くなるのです。
この時間帯に眠ってしまうと、
睡眠は3時間程度で途切れてしまうことが多いので、
睡眠改善中には、早すぎる就寝は避けたいところ。
立って作業をしたり、
ストレッチをするなどして
なんとか眠らないように頑張れれば、
眠くなる時間が徐々に遅れていきます。
18時ごろの眠気が、
19時、20時・・・と遅れていき、
この時間帯ならば眠ってもいいなという時間に
眠くなるようになったら、
すんなり眠れて睡眠の質も上がります。
「眠る時間だから眠る」のではなく、
「眠いから眠る」感覚になれば
睡眠は改善です!
回復過程に、
早すぎる時間帯に眠くなることを知っておけば、
安心して対処することができます。