余命 | *続・女子力向上日記*

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昨日はもう何も手が付かず、何も考えられなくて一日中泣いて、ボーッとして過ごしました。




おはようございます。


一昨日の夜、父から電話がありました。

検査の結果が出たと。

やはり、肺ガンでした。



右の肺に直径8センチの腫瘍があり、左の肺や大腸にも転移していると…

そして、もう治療ができない状態で、したとしても治る見込みはないそうです。


末期ガンです。

余命は半年。

年明けか、もって春まで。。

4月の父の誕生日頃まで。。





父は笑ってました。

今がとても幸せだからじゅうぶんだと。

また私と妹に再会できてよかったと。




しゃくりあげて泣く私を、

あほやなぁー
なんでおまえが泣くんや。
パパは幸せやねんで。

となぐさめてました。





残された時間が少ないことを知った父は、年内に最後の個展を開いたり、友人たちとキャンプに行く予定をたてたそうです。

父は入院しないそうです。

治療したってよくなるわけじゃないなら、家から通院したって一緒だからと。

それよりやりたいことがたくさんあるんやからと。。






12月に生前告別式をやるんや、
死んでから葬式やったってパパは会われへんからな。
久しぶりに会いたい人がたくさんいる。

父はそう言いました。




父のことを慕ってくれる人がたくさんいるので、きっとすごい人数の方がいらっしゃるでしょう。




でも、そのことを想像すると、また涙が止まりません。

だって、それは父がもうすぐ死ぬことを前提とした集まりだから。









次の私の誕生日、来年の5月30日までは絶対死なないで。
また今年みたいにおめでとうって言って。


泣きながらそう言った私に、


約束するよ。
来年の亜土の誕生日までは生きるから。
5月31日に死ぬよ。



と笑いながら言った父。






約束だからね。

絶対私の誕生日はおめでとうって言ってね。







神様、

一日でも、
一時間でも、
一分でも、
一秒でも、

お願いだから

パパを生きさせてあげてください。













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