平成22年のラストイニング 27球目 | アドベンチャーゲーム研究処

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アドベンチャーゲーム(AVG・ADV)の旧作から新作まで、レビュー+紹介を主として取り上げるブログ。(更新は不定期)
取り上げる範囲は家庭用のみです。

【平成22年のラストイニング】

『ルートダブリュー』の詳細発表(公式)

emeth―人形遣いの島 (SQUARE ENIX NOVELS)Festa!! HYPER GIRLS PARTY 通常版

ということで予告通り本日詳細発表、
中澤工企画ということで、いつもの様に閉鎖空間のミステリーものだが、
今回のひねりとして「閉じこめられた側」以外に「救出側」の並行ルートが用意されている。
ただしシチュエーションの重複感は強く、多かれ少なかれ皆さんも「またか」と感じたはず。
このネガティブな既視感をはねのけるパワーも、本作には求められるだろう。

スタッフについては企画は中澤工が企画、原案、監督の大車輪。
シナリオは月島総記氏が、キャラクターデザインをみけおう氏が手がけているそうだが、
前者は大作ノベルゲームを手がけるのは初だそうで、正直名前を聞いたことがない。
後者はもう見れば解るとおり美少女系のイラストレイター。ミステリは初挑戦とのこと。
プラットフォームは非公開だが、イエティの開発実績から考えるとPSPが本命。
それでは非公開にする意味もないので、もしかするとXBOX360とのマルチも有り得るか。

infinity新作『CODE18』の詳細発表(4Gamer)

12Riven -the ψcliminal of integral-(通常版)

こちらも詳細発表。
新シリーズになるはずだったintegralのスルーされっぷりは無視するとして、
明らかに「科学シリーズ」を意識した設定や、まさかの学園恋愛もの化、
少女マンガ系だった滝川悠あたりと比べる明らかにアニメ方向に進んだビジュアルなど、
「タイムパラドックス」というシリーズの特徴は受け継いでいるものの、
正直我々の知っているアレからは遠く離れてしまった感は拭えず。
まあ先細りまくった先にあったのが『12RIVEN』なわけで、
もういい加減ネタも切れていたわけで方向転換自体は妥当なところか。
まあXBOX360市場に順応した、新時代的な何かを期待。

『イケニエノヨル』公式サイトでプレイ映像の予告編を配信中(電撃)



マーベラスがどこへ飛び立とうとしているのか。そこが気になる。

『ゴースト トリック』直筆サイン入りプレゼントが当たるキャンペーン実施(iNSIDE)

欲しい人は応募しよう。

荒井清和氏がイラストを担当するADVが企画中とのこと。(杏野はるなの日常。)

まあ家庭用かは微妙だが、一応話題に。
ああ、荒井清和氏はつまり「べっしー君」や「オホーツクに消ゆ」のあの方だな。

オホーツクに消ゆ

『THE LAST STORY』プレゼン動画が配信(U-Storm)



M-1の決勝CM枠にまで流れていた『THE LAST STORY』のプレゼン。
まあその内容については配信を見るなり、紹介の記事を読むなりした方が早かろう。
個人的な感想を言えば、TPS風の画面配置とカバーアクションは『Gears of War』を、
人が行き交う街全体の作りのそれは『Assasin's Creed』を彷彿とし、
設定やビジュアルは日本的なRPGをしつつ、料理を洋風にしてみた印象。
勿論戦闘パートは、きっちりアクションRPGなエッセンスを取り入れたり、
フィールド環境を含めてRTSみたいなアプローチをとっていたり、
バカプレイができたりと、日本的な色合いもしっかり仕込まれており、
決して海外のトレンドに振り回された様なイメージは今のところ与えられない。
任天堂と言えば、本格的なオープンワールドRPGだった『ゼノブレイド』もあるわけで、
コア路線とは真反対に行っている気がするハードでこういうアプローチの作品が出てくると、
何というか、色んな皮肉を感じないわけでもない。

キャサリン 特典 サントラCD付き二ノ国 漆黒の魔導士(魔法指南書 マジックマスター 同梱)

「危ない橋」渡ったモバゲー 交流ゲームバブルの歪み(産経)

記事は書きやすいだろうが、これはステレオタイプ。

『テイルズ オブ エクシリア』ジュード、ミラの詳細が判明!新画像も…(Gpara.com)

『キャサリン』の公式サイトに謎のメールが着信(ファミ通)

Webプロモーションに積極的でテーマもトンガリまくっているだけに、
ネットのコアユーザーからの注目度は高いが、それが実売に繋がるかは未知数。
初動が重要かと思われるだけに、事前の盛り上がりがどれだけ生まれるかに注目だ。

ゲーム質問状 :「シャイニング・ハーツ」 「魔法のパン」はグルメマンガから発想(まんたん)

「二ノ国」既に半額も… 期待と陥穽(かんせい)(biglobe)

私が言うまでもないのだろうが、在庫スペースをとるからこそ、
出荷をもっと絞るべきだった…というのが今回の教訓。
結果論な上に教訓で締めるのもどうかと思うが。

『クラシックダンジョンX2』の公式サイトがオープン(公式)



システムプリズマの新たな柱になるのか。
そしてアドベンチャーの行方は。

【コメント】
今年は早めの店じまいを予定。