無痛分娩 — こんなでした | afrinote -フランスから 遠くアフリカへ-

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コートジボワール フェアトレード・チョコレート プロジェクト     
“afrinote” (アフリノート)にアフリカへの想いを込めて。
  
2002年 渡仏
2011年2月 娘カロンが誕生、
2014年9月 次女ミロンが加わり、
子育てとプロジェクト ― の日々です。

前回からの続きです—



分娩室に入ってから、

「できることなら、やっぱり自然分娩にしようかな」
「いやいや、せっかくだから、無痛分娩体験しようよ」

という想いが葛藤し—

でも、やっぱり「モノは経験!」試してみることに。


なので、実際に無痛分娩のために脊髄麻酔をお願いしたのは、
分娩室に入って5時間後でした。

陣痛がツラいながらも

「まだ我慢できるな」っと。

あんまり早く打ち過ぎると陣痛が進まなくなる、との情報もあったので。


1時間おきに様子を確認しに来る助産師さんから、

「麻酔を打つなら、そろそろやらないと手遅れになりますよ」

と言われ、覚悟を決める。



いざ注入!
麻酔技師さんと助産師さん二人掛かり。
私は動かないように、助産師さんにがっちり肩をつかまれてスタンバイ。


ここで、今回の出産 一番のネタ —


うちの彼が右手をグーにして固まってました。

あまりの緊張の様子に麻酔技師さんが彼に

「大丈夫ですか?」
「耐えられます?」

私にじゃなく、
彼に聞いてました。



脊髄麻酔だから痛いと聞いていたけど、
「その割には」、という印象。


ただ、陣痛の痛みがそれから驚くほど引いていきました。


それまで、彼と
「(陣痛が)5分間隔になった」
「8分間隔に戻っちゃったよー」

とずっとなんだかんだ話していたのに。

痛みがなくなって急にシーン。

「本、読もうかな」

二人して読書タイムに突入。

それまで、時間が過ぎるのが早かったのに、読書タイムはなかなか過ぎてくれない。
(= 陣痛があまり進まない)

助産師さんも夜勤の人に交代。
麻酔から2時間後、

「羊水抜きますよ。そうすると陣痛が早まりますから」

そうすると、確かに早まり、
その1時間後、消えていた陣痛を少し感じるようになり、
ツラくなって来たので麻酔を追加。

また痛みが消え、

夜も22時、今度は眠くなってきました。

「寝れるー」

いつ生まれるかよく分からないし、緊張感も薄らいでいく。


そうこうしているうちに、完全に子宮口が開いたようで出産体制。
足を上げる格好に固定され。
ライティングもセット。

さあ、いよいよ。



「陣痛が来たら、いきんで下さい」


と言われるものの、麻酔のせいで陣痛を感じません。

「はいっ!」

と言われても、間隔がないので首をかしげながらいきむ。

「その調子!」

(あ、いいんだー)

赤ちゃんの頭が出て、

頭から下が出て、


23時03分。

生まれました!

2865g。予定日に生まれたわりには小さくてビックリ。

出産直後、カンガルーケア中


今回は、
「(頭がもう出たし)いきみ過ぎると割けるので、ゆっくりー」

などとうまく調整してもらえたおかげか、

産後の痛みはなかったです。

ありがたい。




っと調子に乗って普通に動いていたおかげで、産後2週間ほどしたら
骨盤低筋の調子が悪くなってきました。
子宮が下がり気味。


やはり気をつけないと。
体調整えます。


とにかくミロンもカロンも、私も元気です。