入院18日目。
夫婦の絆。
昨夜は色んなことに疲れ、消灯したくらいに眠りに落ちました
夜中にLINEが何通も来て、それでうっすら目が覚め、寝ぼけ目でメッセージを見たら、旦那からで、
私が投げやりな感じな上に妊婦健診の事以降何も返信しないままだったので、さすがにマズイとやっと実感したのか、
ごめんとかもう信じてくれないかもしれないけど本当に心配してるよとか、ようやく冷静な気持ちで謝ってる内容でした。
ものすごい眠気の中よんで、返さなきゃかわいそうだなと思いながら、なんて返そうか思案したいたらまた寝てしまい…既読無視にw
朝起きてからも考えていたら、先生がきて、旦那さん来れるタイミングが合えば、今の状況とこれから起こりうることなどを説明しますよと言ってくださり、
旦那から、今日行くからねってメッセージがきてたので、夕方に先生に約束しておきました。
きっかけもできたので、ようやく旦那に返信。
返そうと思いながら言葉が見つからなくて遅くなったこと、上辺だけで心配してると言ってるとは思ってないことや、ちゃんと考えてくれたことにありがとうを添えて、先生が説明してくれることを伝えました。
予定時間より半時間以上前にションボリした姿で来ました
ごめんねってつぶやいて座ってうつむいてる姿があまりに可哀想で、手を握ったら両手で握りしめてきて、手に顔を寄せてごめんねって小さく何度も謝っていました。
うっすら泣いてることに気付いてたけど、二人で暗くなるのもなぁと、母子手帳からエコー写真を出して、明るく話しかけました
顔の形が旦那に似てるよっ!10日くらいですごく大きくなってるしびっくりだね!
って言ったら、やっと笑顔になってくれたので、
旦那の気持は分かってるし、私もごめんねって言えました。
すぐ先生が説明しますって声をかけに来て下さって、でも昼にシャワーしてからなんだかお腹が張ってるような気がして、別室で座って話すのが心配で、先生張ってないですかね?って触ってもらって、モニターをすることになりました。
その間に旦那と先生は別室で話をしてくれて、戻ってきた旦那とゆっくり話しました。
モニターでは気にするほどの張りは見えず、点滴が上がることもなく一安心。
どんな風に先生が説明してくれて、旦那はどうとらえてるのか聞きました。
少しずつ話してくれましたが、旦那の中でここ数日考えてたことと先生のお話とで、何か感じたのでしょう…
多くは聞けなかったけど、
どんなに点滴や安静で保とうとしても、急に破水や陣痛が止められないことも起こること、
たとえ状態を保てていても、薬の副作用で母体の体力が衰えたり、危険な状態になる可能性があること、
とにかく、切迫早産という以上、
いつ何が起きるかは、先生でもわからないと。
私ではなく先生、第三者から言われたことで、
現実を直視することになったのかな。
自分がいかにまだ考えが足りなかったのか、私が不安になるのもちゃんと理解できてなかったのも、すごく彼の中で思うところがあったようで、それは表情で伝わりました。
手を握り合って、伝えたいこと、伝えてきてほしいことが温もりで感じられるようでした。
夕飯を食べるのを寄り添ってくれ、廊下の角にまで見送りました。
彼が家に着いた頃に、
結婚式を断ってくれてありがとう
どうしても私にはその時期は一番、あなたがいてくれないと不安だったから嬉しいよ
いつも明るくお見舞いに来てくれるのも嬉しいけど、不安な時や苦しい時は無理してくれなくていい
私もあなたも、楽しいことも苦しいことも共にしようって、そうすることを誓ったんだから
あなたのことも知りたいよ
二人で親になっていこうね
父親、夫、私のことや、それを支える事、
たくさんの重圧があるのに頑張ってくれていて、
本当にありがとう
苦しいことも分かってるからね
私も苦しいことあるけど、あなたがいるから大丈夫
あなたにしかできないこともあるけど、私にしかできないこともあるから、頑張るよ
あなたも私も、何も出来てないなんてことはなくて、日々の今の積み重ねが、確実にお腹の子の成長につながってるからって助産師さんがおしえてくれた
手を握ることしかできないとあなたは言うけど、
それができるのは他の誰でもなくあなたにしかできないことだから
苦しい時、手を握れるところにいて下さい
よろこびの瞬間にもそうしていて下さい
旦那からは
合間に、
私が頑張ってくれてる時に自分は何してるんやろうと情けなくなりました。
もっとしっかりしないと…ときていたけど、
最後には、
いつも気付かされてばかりだ
自分は私のおかげで生きていけてます
と、お互いが大事な存在だと伝え合うことがでしました。
相手の苦しみがどれほどかと、本当に理解できた時、やっと自分の小ささにも気付き、
お互いを尊重しあえるのだなと。
なんで私の苦しみを分かってくれないんだ!
それではぶつかるばかりだった。
助産師さんに頑張ってるよと言われて、やっと、旦那も頑張っていたんだと思いやれました。
ちゃんと、お腹の子の誕生を待てるようになれた
そんな気がしました。
長々とお付き合いありがとうございました。