1-2.なぜ人はスピリチュアルにハマるのか | ビジネスに使えるスピリチュアルの専門家 吉武大輔 official Blig

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ビジネスに使えるスピリチュアルの専門家の吉武大輔です。現実的な成果を生み出す経営戦略と、精神的な豊かさや本質を追求するスピリチュアリティの両方をバランスよく統合したメッセージをお伝えしています。

 

 

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

 

「ビジネスに使えるスピリチュアルの専門家」吉武大輔です。

 

 

今日は、「なぜ人はスピリチュアルにハマるのか」についてお話ししたいと思います。

 

 

 

自分も最近まで、スピリチュアルにみられることに違和感と嫌悪感を感じる時期がありました。

 

 

・人の幸せとは何か

 

・生きるとは何か

 

・人生とは何か

 

 

生きる上で大切なことを探究し、実践しているだけで

 

周りから、「宗教だ」「詐欺だ」「洗脳だ」と言われる。

 

 

愛、信頼、尊敬、承認、奉仕、友情、繋がり、

 

生きる上で大切なことのほとんどは目に見えないことなのに

 

これらを探究し、大切にしようとするだけで

 

なぜか、波風が立つ。

 

 

なぜ、このような自体が起きるのかというと

 

精神的・道徳的なものとスピリチュアルなものの線引きが曖昧であること、に加えて、

 

スピリチュアルにハマる人たちのほとんどが

 

「現実世界において、なんらかの障害や壁に直面している」ことがあるからです。

 

 

仕事、お金、人間関係、健康、パートナーシップ、子育て、将来のことなど

 

自分が悩んでいる現実に対する解決方法や考え方を知りたくて

 

色々探し求めていた結果、スピリチュアルという考え方にたどり着きます。

 

 

もちろんスピリチュアルなことにたどり着いても、「なにこれ?怪しい」で終わる人もいますが

 

中には、「この考え方はすごい!」と衝撃を受ける人も何割か出てきます。

 

 

学校でも習ったことがない、親にも教えられたことがない

 

不思議だけど、心惹かれる言葉や考え方が散りばめられ、

 

実際にそれで幸せになっている人たちも沢山いる(ように見える)

 

 

そこから、様々な本やブログ、SNSを読み漁るようになり

 

気付いたら、「スピリチュアルが当たり前」の人生にシフトしていきます。

 

 

これは決して悪いことではないのですが

 

忘れて欲しくないポイントとして、当初

 

「スピリチュアルは手段」であったはずです。

 

 

ですが、スピリチュアルにハマり始めると

 

スピリチュアルで出したかった結果(現実の変化)よりも

 

スピリチュアルそのものの深遠さや面白さにハマってしまい

 

段々と「スピ系」と呼ばれるような存在になっていく人たちをみてきました。

 

 

 

「変えたい現実がある(目的)。そのためのスピリチュアル(手段)」だったのが

 

「スピリチュアルをもっと知りたい(目的)。本当の自分を生きれば幸せになれるかも(という思い込み)」

 

というように、すり替わっていきます。

 

 

 

このすり替わりは個人の趣味の世界の中の話であれば、問題ないのですが

 

スピリチュアルにはまりすぎると、考え方や言動がどんどんスピ系になっていき

 

周りの人たちが、変化に気づき始めます。

 


その変化がポジティブな変化(例えば、当事者が明るく前向きになり、周囲も幸せになる)ならよいのですが

 

ネガティブな変化(例えば、本人はスピが大好きだが周囲はそれに困っていたり、本人の人格が攻撃的・依存的・盲目的etcになる)になってしまうと、

 

欲しい結果を得ることができていないにも関わらず

 

スピリチュアルであることの方が重要かのように錯覚してしまうのです。

 

 

スピ系の人たちは、元々やさしい人や自己表現が苦手な人が多く、

 

スピを勉強し始めて、

 

・自分の好きなことをする

 

・我慢をしない

 

・感情に素直になる

 

・周りよりも自分を大切にする

 

 

など、一見それらしい言葉を素直に受け入れてしまうことで

 

いつの間にか、性格や考え方、見た目が変わっていて、

 

周りがびっくりするということも少なくありません。

 

 

 

ここで、大きく道が別れます。

 

 

一つ目の道は、なんとなくスピリチュアルなことを学び始めて、いいなぁと思うけれど

 

周りからの評価や批判を気にしてしまい、自分を生きることを諦めてしまうパターン。

 

 

これは、半分正常で、半分惜しいなぁという生き方です。

 

盲目的にならずに、きちんと周りの声に耳を傾けることができている反面、

 

自分の本心や好奇心を押し込んで、いつもの日常に戻ってしまう。

 

そうすると、せっかく変わり始めていた兆しが見えなくなったり

 

また、過去のループに戻ってしまいます。

 

 

このパターンの場合、自分の新しい生き方や考え方に共感してくれる友人や

 

その道を既に生きている人やメンターと出会うことができれば

 

今の自分の置かれている状況や環境とバランスを取りながらも

 

スピリチュアルな道を生き始めることができます。

 

 

 

一方で、スピ系が嫌われたり、勘違いされるパターンによくある道が

 

自分の内なる声や感覚を過度に信じて、自分を生きることを諦めないパターンです。

 

 

なんらかの感動体験をすると、人は古い考え方から新しい考え方へとシフトします。

 

過去の自分に対して違和感を感じるようになり

 

なんとしてでも、新しい自分、新しい生き方にシフトしたくてたまらなくなります。

 

 

この感動体験から来る刺激は実は長続きはしないので、

 

しばらくすると落ち着いていくのですが、

 

落ち着いてしまうと行動できなくなる怖さや、

 

この時期に感じることができる快感(ワクワクなどもこれに含まれます)にのまれてしまい、

 

周りからの声よりも、自分の感覚を信じて、突き進む生き方に強制シフトしていきます。

 

 

SNSなどでスピリチュアルをテーマに自営業をしている人たちの中でも

 

「自分がスピリチュアルに目覚めて、生き方が変わった」ことを伝えていらっしゃる方も多いですが

 

周りの人を大切にできずに、自分の感覚を信じてぶっちぎってしまうスピリチュアルな生き方は

 

本当のスピリチュアル(霊的な生き方)ではないこと

 

再現性がないこと(人それぞれに適切な霊的な道がある)

 

また、自分の個性をどんどん強くしないと継続できない(余計に怪しく、派手になっていく)

 

などの落とし穴にはまってしまうので、個人的にはあまりおすすめはしません。

 

 

また、このような強制シフトの生き方を選ぶと

 

外見や服装が急に派手なものに変わったり、

 

SNSの投稿内容も、自分の内面をエッセイやアーティスト風にしたものに変わるので

 

余計に、周りとの解離が増えていきます。

 

 

自分の感覚的なOKサインや心地よさと

 

家族や職場の人間関係を中心とした不調和感。

 

 

このはざまでさまよい、どうしようかと考えているときはまだ正常ですが

 

自分で自分を納得させるための理由を持ち出したり

 

周りに同調してくれるスピ系の仲間が増えるほど

 

「これでいいんだ」という感覚と同時に「気持ちはいいけど、そこまで現実が変わってない」

 

という現実が数ヶ月、数年続くなかで、無理やりアクセルを踏込むと

 

九割型は事故につながり、一割はラッキーパンチでブレイクすることもありますので

 

ご自身で、選択されるのがよいかと思います。

(どうしたら、安全にシフトすることができるかは、オンラインサロンでお伝えしています)

 

 

 

スピリチュアルの考えは、本当に素晴らしいものです。

 

その考えを、私たちがどのように生き、活かすことができるのか。

 

 

 

もう一度原点に返り、

 

「自分はどんな人生を生きていきたいのか」について

 

改めて考えていきましょう。

 

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

ビジネスに使えるスピリチュアルの専門家

吉武大輔