珍色!!チワワ・チョコマール | ワンニャンホンポの生体入荷情報!!

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珍しいカラーのチワワ入荷しましたニコニコニコニコニコニコ







チョコマール、12月22日生まれ、男の子

どうですか?ハデな毛色でしょ??








今日はせっかくなんで、ブログで犬の毛色について書こうと思います(^^)

私がこの毛色を初めて目にしたのは今からだいたい4年前ぐらいでしょうか?
初めて見た時はあまりにショッキングでそのときの気持ちを上手く言葉では表せません
今、紹介しているのはチョコマールですが、同じくブルーマールといってチョコの部分がブラックの毛色もあります

ダックスなんかで見かけられた方がいるかと思いますが、いわゆるダックスで言うシルバーダップルとチョコダップルです

その当時、チワワはオールカラー公認でしたが、当時からチワワをたくさん繁殖していた私にとってこのカラーは驚きを隠せないカラーでした
チワワにこんな毛色があったのか??と、同時にどうしても欲しいという衝動にかられました
そして、探しました…(((・・;)
で、見つかりました
しかしながら、犬というのは総じて探すと高いもんなんですカゼカゼカゼ
足元を見られるんですね…それでも奮発して別腹の男の子、女の子2匹買いました
その時の2匹が下の写真の子達です







ここで少し犬の毛色の不思議、毛色遺伝のお話をしたいと思います
子犬の毛色はどうやって決まるのか?という謎ですが、子犬はあらかじめあるカラー遺伝子を両親から一つずつ貰います
ここではダックスを例にあげて書いていきます
両親から一つずつ貰った毛色遺伝子を子犬は優性ホモ接合か劣性ホモ接合かはわかりません

人間の血液型でいうとこのA型がAAとAOがあるのと同じ原理です

ダックスの毛色遺伝子にはAシリーズ、Bシリーズ、Cシリーズ、Dシリーズ、Eシリーズ、Gシリーズ、Mシリーズがあります
プラス、パイボールドにするか?しないか?を決めるSシリーズと、ティッキングを作るか?作らないかを決めるTシリーズがあります

それぞれのシリーズが毛色の色を決める役割をもっていて、それらが複合して子犬の色が決まります

Aシリーズはダックスの基本の茶色を決めます
Bシリーズは黒の毛色を決めます
Cシリーズはクリームの毛色を決めます
Dシリーズは毛色そのものではなく色の濃い薄いを決める希釈遺伝子です
Eシリーズは逆に色を濃くしようとする遺伝子です
Gシリーズはグレーにするか?しないか?を決める遺伝子です
Mシリーズはダップルにするか?しないか?を決める遺伝子です


これら一つずつのシリーズから両親より一つずつ貰います
貰った遺伝子が優性なら表現されて、劣性なら隠れます

ダックスの場合、A~Eまでのシリーズを全て優性ホモ接合で引き継ぐとブラックタンになります

黒の毛色をもつ犬全てにチョコが存在します
Bシリーズで親から一つずつ貰いBBとBbはブラックです
劣性ホモ接合のbbならチョコになります
Bbは見た目はブラックですが、チョコの遺伝子を隠して持っています
これはヘテロ接合と呼ばれ、一般的にはキャリアともいいます
例えばBb×Bbは両親ブラックですが生まれる子犬はBB.Bb.bbと子犬がBシリーズで引き継ぐ遺伝子は三種類あります
BBは優性ホモ接合のブラック
Bbはヘテロ接合のブラック
bbは劣性ホモ接合のチョコになります

このように各シリーズから一つずつ遺伝子を貰い優性に働くのか劣性に働くのかヘテロに働くのかで犬の毛色が見た目で変わってきます。
Aシリーズは優性ホモなのにBシリーズは劣性ホモ接合Cシリーズではヘテロ接合とか組み合わせはバラバラです

話をチョコマールに戻します
マールとはMシリーズのマールで、Mシリーズが優性ホモまたはヘテロ接合に作用した場合のみ発色します
通常はMシリーズをもたない犬が圧倒的に多いです

私はそもそもチワワにMシリーズがないものだと理解してましたからこのカラーを見た時は本当にビックリしました
しかしながら現実として目の前にマール遺伝子がのったチワワが居るのだから認めざる得ません

念願が叶いこういう希少なカラーだから真っ先に繁殖して市場に出そうと考えてました

繁殖での掛け合わせはチョコマールの場合単純明快です
ブラックタンかチョコタンと掛け合わせするだけです
出来ればチョコタンよりブラックタンのほうがよりベストです
それ以外の掛け合わせはしてはいけません
これはマール遺伝子が持ち合わす恐ろしい負の一面があるからです
そのマール遺伝子の恐ろしい一面とは…??

ちょっと長文になってしまったので、この続きは次のブログで書きます






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