アイベリー初の試みとなります。
他のアーティスト様の曲をカバーさせていただきました!
椎名豪さん作詞作曲、須藤まゆみさんが歌う「蛍火」という曲になります。
おそらく大半の方がご存知ないのではないかと思います。
というのも、これは僕が大好きなPS2用ゲーム「テイルズオブレジェンディア」(以下TOLと表記します)というゲームの挿入歌になります。
ゲームミュージック、さらに主題歌を差し置いて挿入歌なわけです。
いかにもマニアックな雰囲気ですよね。笑
僕はテイルズファンを公言してますが、ゲーマーではありません。
むしろゲームはテイルズシリーズさえあれば人生において何の問題もないってぐらいの、ただのテイルズ信者野郎です。
特にTOLには特別な思い入れがあり、シナリオと音楽に何度本気で泣かされたかわかりません。
まず、なぜこの「蛍火」をカバーするに至ったのかというと
もともと僕がTOLの音楽がすごく好きでサントラをよく聴いていたんです。
「蛍火」は歌詞やメロディーの素晴らしさもさることながら、そのストリングスアレンジやピアノ、そしてベースラインが秀逸で…。
相方のkenji(Ba.&Prog.)とは長い付き合いですが、バンド活動する上でこのベースはぜひ聴いてほしいと思ったわけです。
知らないゲームの音楽なんて興味無いかもなーと思いながらも、半ば強制的に音源を聴かせたのが始まりだったと思います。
結果的にkenjiは「蛍火」を大絶賛してくれて、そこから数年の歳月が流れます。
「蛍火」カバーせえへん?
kenjiから突然の発案でした。
僕は最初「え、なんでカバー?しかもなんで蛍火?」
てな感じでハテナでいっぱいでした。
もともとコピーバンドをやることに否定的だったり、バンドでカバー曲をするのもかなり抵抗がある体質だったので、今この状況でカバーやってる暇なんてないだろーと思ったんですけど、
kenjiの提案は大真面目で、話を聞いていくうちに僕らの中にある「蛍火」に対する熱量がほとんど同じになっていることに気が付きました。
僕が個人的に好きな曲を僕の独断によりアイベリーでカバーするのとは訳が違います。
この曲が「二人が同じぐらい大好きな曲」になったのなら、曲に対して真剣に愛情を注げると思ったんです。
テイルズシリーズも20周年を迎えるということでおめでたいタイミングやし、アイベリーからのエールの意味も込めていっちょやってみっか!
ということで、今手がけてる作業を一旦中止して、ついにカバーに手を出してしまいましたっ
結果的にアレンジ作業はめちゃくちゃ大変で、とても気を遣いました。
原曲の良い雰囲気を残しつつ、アイベリーらしいバンドサウンドでの挑戦。
原曲は本当に非の打ち所がなく、聴けば聴くほどその完璧さに打ちのめされていくばかり。
悩みながら試行錯誤を繰り返すわけですが、やっぱり創る作業というのは僕にとっては最高に幸せな時間で、とても楽しくアレンジ編成、ギターRecが出来ました。
歌の方は録るまでがなかなか大変で、
歌の録音の前は1週間以上「蛍火」だけをエンドレスで聴き続け、「蛍火」のことばかり考える生活が続きました。
その間特に歌の練習をするわけでもなく、ただただ曲を身体に馴染ませてハイ本番!という感じ。
どこのカラオケにも無いようなマイナー曲なので人生で初めて歌ったんですが、符割りやメロディーの難しさに改めて驚かされました。
出来上がった音源を聴くと、あれだけ曲を身体に馴染ませてもやっぱり原曲の符割り通りには全然歌ってないんですよね。
ここまで向き合って原曲通りに歌おうとしなかったということは、それはもう僕の個性なんだろうと受け入れて、あえて歌い直しはしませんでした。
今回アイベリーによる「蛍火」のカバーで一番伝えたいものは、個々のテクニックでもなければアレンジ能力でもなく、愛情です。
手作りで拙いクオリティの音源かもしれませんが、限りなく大きな愛情を詰め込みました。
我々としてはかなり納得のいく仕上がりとなっています。
こんな名曲とぶつかり合ってよく心が折れなかったなと、自分たちを褒めてやりたいぐらいです。
しかし批判は甘んじて受け入れます。
あって然るべきだと思っています。
原曲を知らない人も、原曲ファンの人も、今一度この「蛍火」の素晴らしさに触れていただきたいという一心で作り上げました。
ぜひご覧になって下さい!
よろしくお願いします!
あと本日niconico動画の方にもアップロードさせていただきました!
初体験です!
正直、ドキドキです!笑
よかったらそちらの方でもコメント流していただけるととても励みになります!
よろしくお願いします!
official website
HPもアー写やプロフィール画像など色々と変わってます!
要チェック!
追記
2016年1月現在
YouTubeでのみ限定公開という形を取らせて頂いております。
YouTube内での検索には引っ掛からないので、今は当ブログ記事内にあるリンク先からのみ閲覧が可能となっています。
たまたまここに辿り着いて動画を見てくださった方々に、改めてお礼を言わせて下さい。
僕たちのことを一瞬でも気にかけて下さり、本当に本当にありがとう。
今後ともよろしくお願い致します。