いや~、またしても凄まじい勝負になってしまった。
126手で決着したのだが、119手の時点では全くの互角。
120手目の豊島の指し手が、一旦攻めを保留して入玉を目指したもの。
この手が敗着となった。
持ち時間を使い切り、秒読みに追われる豊島。
2七玉と指した、その直後にはっとして左手を口元に当てたが、その表情は明らかに動揺していた。
そのスキを藤井聡太が見逃すはずもない。
勝てるチャンスがありながら、開幕局に続く連敗。
心が折れてなきゃいいのだが。