アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ探訪DAYに行ってきました | ジャーニー・ホーム

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ハイヤーセルフのユニコーンペガサスと、おじいと、あといろいろとスピリチュアルの旅の記録

3日の旅から戻って来て今、まだ違う世界に居るような気持ちでこの記事を書いています。
これも前に書いた意識の解放の影響か、はたまたこのコミュニティの影響か?
今回はちゃんと目的があって三重県鈴鹿市に行ってきました。
ここでの基本になっているサイエンズメソッドというのが素晴らしく、おそらくこれがこれから多く生まれるであろうコミュニティ、会社、家庭などの基盤になるのではないかと思いました。学校の教育プログラムにも取り入れて欲しい。これをこの瞬間に全人類が実践すれば、明日にでも世界は平和になるのではないかとすら思う。


まず、どうしてここに行こうと思ったかの理由を。
僕は昔からこの普通の社会や人に馴染めなくて苦労してきました。人は「本心では思っていないこと」を日常的に話し、〇〇すべきだ、それが当たり前だという考えがさも当然のようになっていて、自分もそうせざるを得ないのがすごく嫌でした。でもそれが社会にとっては普通のことで、人と違う考えを持っている自分の方がおかしいのだと思っていました。

それでも何とか騙し騙しやってきましたが、これはもう無理だ…病気になるんじゃないかっていう気がして、そろそろ何とかしないとと思っていた矢先、知り合いがアズワンコミュニティっていう所に行って良かったみたいな事をfacebookで書いているのを見ました。アズワンコミュニティのことは、一昨年ぐらい前に出会った人から聞いていて、ネットでさらっと調べてみましたが、「ふーん。こういうのがあるのね」ぐらいの感じで、そこまで興味は持てませんでした。
それを見て、「アズワンねぇ。もう一回調べてみるか…」とネットで見ていると、探訪DAYというのがあるのを知り、それに参加した人の体験記が幾つか書いてありました。

そこに書かれていたのは、
「お金の心配がいらない」「本音で話ができる」「上下関係がない」「仕事は休みたいときに休める」「お金を払わなくていいスーパーがある」
そんなうまい話あるわけ・・・。と思いつつも気になって別の人の体験記もいくつか読みましたが、どれも似たような事が書いてある。
もしこれが本当なら、こういう場所で暮らせたら良いだろうなぁ。
実際にこの目で確かめたい。だんだんそういう気持ちになってきて、さっそく探訪DAYを申し込みました。



●SCS
駅に迎えに来てもらい、SCSへ。SCSは鈴鹿カルチャーステーションの略。
このコミュニティの中継地点のような役割があるらしく、カフェスペース、レンタルスペース、ミーティングルーム、JOYというスーパー的なもの、HUBという相談場所、あと美容院もあります。

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今回参加するのは僕と、北海道の女性と、韓国の女性の3人でした。
お昼に着いたので、まずは昼食をとりました。


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おふくろさん弁当のお弁当。いつものように写真は撮り忘れたので現地で撮ったもの。
僕が頼んだのはヘルシー弁当。肉を食べないというのを考慮してもらえて、魚に変えてもらえました。
昔、昼食に仕出し弁当をたのんでいた時がありましたが、安いけどお世辞にも美味しいと言えるもんじゃありませんでした。

そんな味にうるさい僕ですが、これだけ美味しかったら毎日買うわ!って思うほど美味しかった。ここの店長的な方は、「ただ美味しい弁当じゃなく、すごく美味しい弁当を作りたい」と言っていて、それも頷ける。値段も550円とリーズナブル。


昼食後、ミーティングルームでコミュニティの目的や成り立ちなどの説明を受けました。
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アズワン(as one)ってのはジョン・レノンのimagineという曲からきているらしい。
このコミュニティではサイエンズ研究所という機関が研究しているメソッドを実践しながら暮らしているとのこと。
ご飯食べた後なので眠い。


●おふくろさん弁当
先ほど食べた弁当を作っている所へ行って話を聞きます。
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この会社のことは本にもなっていたり、テレビでも取り上げられたりしていて知名度が上がっているようで、僕も気になっていた事を聞きました。
「給料を上げて欲しいって言ったら上げてくれるって本当ですか?」
『ある程度上限はありますけど、本人と話し合って決めることはできます』
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その他、休みたいときに休める、遅れて行っても良い、失敗を怒られたり、責められたりがない、など。

事前に聞いていた事と大体同じだった。
本当にこんな会社があるなんて・・・。これってほぼ理想の会社じゃないか?
仕事嫌いな人でもここでなら働いてみたいって思うのではなかろうか。
おふくろさん弁当のことはこの本に詳しく書いてあります。
実際に働いている人の感想などはここから。http://as-one.main.jp/suzuka/sb1/log/eid1208.html


●はたけ公園
ここで作っている野菜で得た収益やお弁当屋さんの収益はコミュニティの運営費に充てられているらしいです。
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この畑は1.5haほどですが、他にもまだ畑や田んぼがあるとのこと。今は小松菜、水菜、春菊などを栽培していました。果樹やぶどうの木もありました。

別の日には農業も体験しました。小松菜の間引き。

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ここもおふくろさん弁当と同じような形態で運営されているらしく、一緒に働いてみるとみんな仲良くて、「あれはこういう風にしてみる?」「うん、やってみようか〜」っておばちゃんが勝手にやり方を決めたり自由だなぁと感じました。


●ビジターハウス
畑から戻ってから、SCSで話を聞いた後、ビジターハウスに移動。
探訪や合宿に来た人のための宿泊施設で、見た目はちょっと立派な家という感じです。人の家ってあまり落ち着かない私ですが、不思議と自分の家のように過ごせました。

夜にはミーティングでサイエンズメソッドを用いた話し合いを体験しました。
最初は「なんでこんな事するんだろう…?」と疑問でしたが、やってみると心地良い開放感がありました。
その後に、プチ歓迎会みたいなのがありました。
僕は歓迎会とか飲み会とかあまり行きたくならない人で、いやほっといてください一人にしてくださいといつもならなるはずなのですが、特に抵抗もなく楽しくおしゃべり出来ました。
前のミーティングで本音で話して打ち解けたおかげもあると思いますが、何か他にもそうさせる雰囲気があるのではないかと思います。


●C-HUB
次の日はSCS内の案内から始まりました。ここはコミュニティメンバーが生活全般の事を相談できるスペース。
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メンバーは相談に来るよりは、最近どう?って話しかけて悩んでいる事がないか聞くケースが多いみたいです。
他には税金関係のことなど、相談を受けたときに素早く答えられるように日頃から情報収集なんかしてるらしいです。素晴らしいですねぇ。
「じゃあ、市役所みたいな感じなんですね?」
『そうですね、小さい市役所みたいな感じかもしれませんね』


●JOY
ここが噂のお金を払わなくていいスーパーです。
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手前の木の箱には米が。


といっても利用はやっぱりメンバー限定のようですが。メンバーから毎月いくらかお金を徴収しているとのこと。
ん?それなら自分で普通のスーパー買っても同じようなもんじゃないの…?と思いましたが、まだその辺の仕組みはよくわかりません。
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奥はキッチンで、料理を作って振舞ったりもするらしい。


おふくろさん弁当で余ったものや、はたけ公園で売り物にならない野菜などはここで再利用されるとのこと。エコでいい。後はコミュニティの人の手作り品や、お土産なんかも置いてあったり。
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別の機会にお金について聞いたら。

「このコミュニティでの仕事をして、お金をもらってるわけですよね?」

『もらってる?うーん。多分そうじゃないかなぁ』

「えっお金が通帳に振り込まれるんじゃないんですか?」

『うーん振り込まれてるかもねぇ』


自分の事なのに分からないの…?!自分の通帳に給料が振り込まれてるかなんて知らない人がいるわけがないでしょ。どう考えたっておかしい。


「もしかして通帳を預けてるんですか?」

『預けるというか…』

はぁ…?ますますわけがわからん。曖昧な感じにイライラしそうになってくる。
はっきり答えられないのなら多分本人達もわかってないのだろうな…と考えていると。

『ある家族ではお母さんが家計を管理してて、子供がお小遣いが欲しかったら言えばもらえるでしょ?そんな感じかな?』

「じゃあお小遣いってことは、お金が必要だから欲しいって言えばもらえるんですか?」

『そうそう』

ははーん…。なるほど、少しは分かってきた。本当に一つの家族みたいに家計を一つにしているのかもしれない。
でも多分普通に給料をもらっている人もいるような印象だった。

だけどもし家が欲しくなったらどうするのだろう?ローンは?一括で買うの?実際に中古だけど一軒家を持っている人が聞いただけでも数人居たので、聞いてみたかったがさすがにそこまでは踏み込めなかった。

お金に関することについて聞くのはタブーみたいな風潮が世間にはあって僕もそれに染まっているのでここまで聞いただけでも頑張った方だ笑  しかしこの信念も解決したい問題だなぁ。



コミュニティの紹介はこんな所です。意図的にかはわからないですが、その時々に入れ替わり立ち代わり計20人くらいの人に会うようになっていました。
なので、人生で一番自己紹介をした3日間でした(正直もう勘弁してと思った笑)


これだけ見ると、ただちょっといいコミュニティぐらいに感じるかもしれませんが、このコミュニティの真価はサイエンズメソッドというものにあるそうだなと感じました。
サイエンズメソッドの事についてはまた別の記事にしようと思います。