前回のお話はこちら→  


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『ALL YOU NEED IS KILL』の中で
【重力に負けた姿勢】になっている最初の頃……


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顎が上がっていて、覇気のない目

動き方も緩慢で、
着ている武器のスーツも使いこなせません。


武器の使い方も知らず、
戦い方も解らず、すぐに敵に倒されます。






何度も死に、何度も目覚め、

何度も何度もトレーニングしていく内に



武器の使い方もわかるようになり

戦い方も自然な流れで出来るようになっていきます。






そして、最後の戦いだと決意してた時の様子は……


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顎は引き、目には力が宿っています。

《胆力》がしっかりとある。




深層筋が鍛えられており

《体軸》が出来上がっている状態です。




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こちらの状態では、

全身の《氣の通り道》が開いています。


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《氣の通り道》が開いていることで


抽象度の高い視点に立つことも出来るので

思考も自由になっていきます。






身体と心は密接に関係していて

(身体と心は抽象度が違うだけで同じものです)



トレーニングをとことんやり切った身体状態が

心にも影響して、高い視点で物事を観て、

【問題】を解決していけます。




何度倒れても目覚めることを繰り返し、

強い《ゴール》を持つことのできた心の状態が、

身体を使う《行動力》に影響していきます。





情動に翻弄されてしまう状態ではなく、

情動を活用していけている状態。






様々なことを学んだことを

自分自身の感覚として蓄積していき


《目指す自分》《なりたいイメージ》の

イメージ通りの自分になっているから

《ゴール》に向かっていくための自信を感じる。




『困った状態から抜け出すための解決方法


……は、悩んでいる暇もなく、その場の思いつきで行動していきます。




こうなる流れになっている根本は、




自分自身の感じていることに対して

《体感》で腑に落ちていることがあるからだと思います。




トレーニングしながら

《自分で感じていること》を大切にしていき、


《自分が感じたこと》を表現して否定されても

構わずに、自分の伝えたいことを言う。


《自分の感じているもの》は間違っていたとわかったら

即座に次の方法を試していく。





……などという場面が積み重なり


《自分の感覚》をそのまま受け取り、


【誰かのフィルター】があったとしても

それを漫然と受け入れるのではなく

自分自身の頭で考えていきます。





レストランで大人しくしている子どもの話でいえば、




子どもの頃に

レストランで騒いだ子だったとしても……


騒がずに大人しくしていた子だとしても……




ただ怒ったり褒めたりしたのではなく




親に『なぜ静かにするといいのか?』を説明してもらったのかもしれません。


『周りの人達と心地良く過ごすための方法』を

教えてもらったのかもしれません。




説明を受けたり、ルールを教えてもらったことで

《自分で選択》して、

レストランに行った時に大人しくしているのならば、

《自分の感覚》を大事にしていることでしょう。





大人側の情動をぶつけられて

【誰かのフィルター】を通して物事を判断し、

自分自身の態度を変えることを繰り返すのと



理論的に説明をしてもらって理解をした子が

《自らの選択》で、“場” に合わせて自由に…

ひとに迷惑をかけずに振る舞えることとは

大きな違いがありますね。





どんな態度でいるのかを【自分で選択】して

成長してきていなかったとしても


これから《自分の感覚》を大事にしていけばいいですね。




そうすると、

自分自身が本当に感じている《感覚》を信じられ、

それが《自信》にもなっていくでしょう。






親に(又は誰かに)、怒られた。褒められた。


ということによって蓄積されてきた【情動記憶】は、

特に掘り起こす必要はありません。





無理矢理思い出そうとしても、

トラウマを再体験することになる場合があるので

無意味どころか、有害です。




無理に掘り起こさなくても、

《なりたい自分》ゴールへ向かっていくうちに

ちらっと出てくることがあります。


それはもうクリアできる段階に来ているので、

その時に、しっかりと《止観》していけば大丈夫です。






つづく



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