新しい世界で何かを学ぶとき

その世界のことを、全く解らない初心者レベルから始まる。



そして、ある程のやり方を学んでいき

何度も何度も繰り返していくうちに

様々なスキルを習得していく。



そして、中級レベルになってくると

初心者〜初級レベルの人たちの動きを観て



『あぁ、まだそのレベルだと、そうなるよなぁ』

……と、自分が初級レベルだったころに何をやっていたのかが観えてくるもの。



そして、上級者の動きを観ながら

『どうやったらそのレベルになるのだろう?』

……と考えていくようになり



自分自身がレベルアップするためには何が必要なのかを見つけようとするものですね。


『コレがあれば、あの場面で使える!』

『アレを手にしていれば、こういう時に強みになる!』


……などと、《欲しいもの》も初級レベルの頃には見えなかったものが見えてくる。



そして、とことんやり込む。


ある意味、
中級者レベルになった頃というのは
スタート地点にやっと立った感じです。



様々なスキルを身につけようとしたり

必要そうな情報を次々と得ようとしていき



実践経験を積み重ねて上級者レベルになっていく。




上級者になってみると、

初級レベルのことも

中級レベルのことも

自分の通ってきた道なので、よく観える。




今度は、
初級・中級レベルのひとたちが
レベルアップ出来るようにと行動すると
自分自身もレベルアップしていく。




そこで起こってくることは……

初級レベルの人と、中級レベルの人が
同じような質問をしてきた時に、
真逆な答えをすること。




たとえば、初級レベルの人から
『気を体感できるのは重要ですよね』と質問されたら

『そうですね、身体の感覚で気の流れを感じとることが出来ると先に進みやすいですね。自信にもなるしね。』

……と答えますが、


中級レベルの人が同じ質問をしてきたら

『 気を体感で感じられるかどうかにこだわらないで。もっと大切なことがありますよ。』

……と答えます。

同じ質問をしていた初級レベルの人が聞いたら
驚くかもしれませんね。



逆に、中級レベルの人が
すでに気を体感できた体験が何度もあるのに
いつまでも気を体感できることばかりを求めていたらどうでしょう?

更に先に進むことよりも、
【現状維持】ばかりをやっていることになるでしょう。






よく聞かれる質問で

『ゴールが見つからないのですが、どうしたらいいのですか?』

…というものがあります。




初級〜中級レベルでは、ゴールは必要でしょう。

でも、上級レベルでは、ゴールはいりません。




この意味がわかるようになるには、

知識を得て、実践を繰り返すことによってでしょう。





初級〜中級レベルが、最初から

『ゴールはいらない』って言われたからゴール設定しない

……としてしまうと、どうなるのでしょう?




きっと、
どこに向かって進んだらいいのかが
見えてこないでしょう。




ゴールに向かって進む過程で、
様々なスコトーマが外れていき

実践経験を繰り返していくうちに、
ゴールもどんどん更新していくと

本当にゴールなんていらなくなるのですね。




アファメーションを作り、
日々声に出して読むことも
ゴール設定と同じような矛盾した答えになります。




初級〜中級レベルで
自分の心に響くアファメーションをつくり
繰り返し読むことは大切なことですが

上級レベルでは、
アファメーションはいらなくなります。

意識的に言葉に出さずとも
もうブリーフシステムが変わっていて
コンフォートゾーンも広がっているからですね。




今、新しい企画をしています。

私の《気功クラス》は、
初心者〜初級レベル向けのものでしたが、

治療院癒しの手では、
中級レベル以上のことを教えていく
《気功道場》を開始する企画を考えています。



中級レベルに必要なのは、
実践の繰り返しです。



そのための場を作ろうと思っております。

ヒーリングの実践の場である治療院で行うことで、
その臨場感も感じ取っていただきながら
それぞれがレベルアップしていけるように
一緒にワークしていきたいと思っています。



開催が本格的になったら、ご案内いたしますね。



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先に進むためには

自分自身の進むべき場所の地図が必要ですね。



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