【情報操作】①からの続きです。
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赤いりんごも、青いりんごも、
どちらも
一段抽象度を上がってみると……
《りんご》
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ピアノ教師との関係性によって、
【劣等感】を増幅した私
と
《負けない自分》を強化した私
どちらも、同じ私だったわけですが、
一段抽象度を上がってみないことには、
《負けない自分》は全く観えて来ませんでした。
これは、抽象度の低い視点で、
【劣等感】ばかりを、どんどん増幅し続けていたからです。
《負けない自分》が観えるようになるには、
【劣等感】を増幅した自分を
外側から観る必要がありました。
でもね。
【劣等感】に苛まれていて、
『何をやっても自分はダメだ』という風に……
低い抽象度の視点でしか自分を観ていない時に、
どうやって外側から観れるようになるのか??
……サッパリ解りませんでした。
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どうやったらいいの?
何をしたら上がれるの??
誰か教えて!!!
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そんなことばかり考えては、
どんどん低迷していた時期が長くありました。
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具体的なやり方が知りたいのです。
簡単にやれる方法を教えて欲しいのです。
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……だけど、当時、アドバイスを求めることができるのは、
先輩の気功師の方々や某博士で。
言ってくれるのは、
『抽象度を上げて』とか
『止観瞑想して』とか。
結局、それが簡単に出来ないから、悩んでいたのですね。
言語ではそれだけだったのですが、
非言語では違うことを伝えてくれていました。
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今は、その段階の学びをしているんだね。
その先に進むと楽になるよ。
君は出来るよ。
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……そんな空気感を感じていました。
その空気感を感じられたので、
私は諦めずに学び続けていきました。
そして、やっと解ったことがあります。
あるツールを使うと、使い方次第で
簡単に抽象度を上げた視点に立てる方法です。
それを日々繰り返しやり続けることで、
《負けない自分》の方を増幅していけたのです。
これ、子育てに一所懸命になっていた頃の話と似ています。
以前、どこかで書いたかと思うのですが……
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ハンカチを落としてしまった時、
どこを摘んで持ち上げますか?
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……という話。
その落ちたハンカチ、
水たまりにもかかっている部分と、
土の上についちゃってる部分と、
それ以外のハンカチの部分があります。
水たまりのところや、
土のついた部分をわざわざ摘むでしょうか?
きっと、土も、水たまりの水もついていない部分……
汚れていないハンカチの部分を摘んで持ち上げると思うのです。
これ、子育ての勉強会では、
子どもの短所にばかり目を向けていて、
そこを直せと怒ってばかりいる場合と、
子どもの長所にばかり目を向けていて、
そこが素晴らしいと褒めてばかりいる場合の例え話です。
短所を直せと言われる日々では、
きっと子どもは自信を無くしてしまうでしょう。
自己否定してばかりいるようになるかもしれません。
長所を褒められる日々では、
きっと子どもは自信をつけていくでしょう。
自己肯定ができるので、他者に対しても肯定的なものの見方ができる。
この違いって、大きいと思いませんか?
自分の子どもの頃の状況に対して、
色々と解って来た今、当時のことをどう処理するのか??
……ここからですね!