【スタイルの違い】


(*私のフェイスブック記事から転載します。)




我が子達三人は、見事にタイプが違い、何かに取り組む時のスタイルが違う。



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慎重で、周りの人の反応を見ながら、自分の心と向き合いながら、やりたいことをやる長男。


リーダー的に、周りの人を巻き込んでやりたいことをやっちゃう次男。


周りも見つつ、自分のやりたいことはとことんやりこむ三男。



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それぞれに、良い感じの時もあれば、『それはどうかなー』という時もある。



どんな時も、自分のスタイルはそんなに変わらずに物事に取り組む姿を観ていて……


『どれもアリだな!!』


……と思う。




ただ、何かを習う時には、同じスタイルの人だと、理解してもらいやすい。



全く違うスタイルの人だと、理解してもらえずに、凹まされることがある。




これ、教える側が、


『スタイルは人それぞれで、正解はなく、全部アリ!』


……ということに気づいていない時に起こる。


(子どもの頃に習っていたピアノ教師のことを思い出す……)



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自分のやり方だけが正しいとしていると、教えて伸びる生徒は限られてしまうのだろうなぁと感じました。


それぞれのスタイルを楽しむことって、抽象度の高い視点が必要。


そして、言葉や態度で、相手を上辺だけで受け入れていても、非言語では、心の中で相手を否定していることは伝わってしまうものです。


相手を尊重することって、互いのスタイルの違いを認識した上で、『それもアリだよね!』と認めることから始まる。



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息子のそれぞれのスタイルの違いは、私にとっては凄く面白くて、


『ちょっと聞いてよー』


……と始まる彼らの話は、それぞれの個性が現れていて楽しい。


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昨日は、ファミレスで三男と食べていたのだけど、

隣のテーブルでは、中学生の女の子と、両親が食事をしていた。


そのお母さんは、

『早くやりなさい!』

……と宿題か何かをやらせていて、


『もう、バカなんだから!』とか、


『あんたの勉強に100万円以上かけてるのよ!』とか、


『あんたにはやる気が見えない!ちゃんとやりなさい!』とか、


『まったく……なんでいつもこうなのよ!』とか、


なにやら大きな声で娘さんをずっと叱り飛ばしていて……


私と三男は、互いに顔を見合わせながら、苦笑い。。。


次第に、三男がちょっとイライラとしてくる。


『俺、言ってやろうかな…』と小声で言い出す。


『でもさぁ、ここで赤の他人が何か言ったら、余計にキレるんじゃないかな?

きっとここに来るまでに何かあって、たまたま爆発してるんじゃないの?』


この辺りで私たちは食べ終わったので、自宅へ戻る。


家についてからも、三男はどうしても納得がいかずにいて……


『うーん。。。あんなことずっと言われていたら、あの子が可哀想だよ。。』


『まぁまぁ、よその家庭の一場面を見て、他人が批判するだけじゃ、あの子は変わらないかもよ。』


などど話していると、次男が『なに?どうしたの?』と聞いて来るので、見たことを話すと……


『俺だったらその場でキレて言っちゃうな!』と。


そして、

『でもさ、その子はいつも言われているのだとしたら、耐性が出来ていて、ろくに聞いてないんじゃないの?』と。


すると三男は、

『まあ、そんな雰囲気だったね〜、あんなにガミガミ言われても、聞く気にならない感じ』


どうやら、三男の心は落ち着いたようでした。


そして、

『ウチはさぁ、自分のことは自分で考えなきゃならないし、ママにあんなこと言われなくて良かったー』


そうね、そうかも。

ガミガミ言うのって、疲れるし、誰のためにもならないし、本人が考えて出した答えにダメとは言わなかったな〜


三男は、家族間のコミュニケーションの違いに触れて、何かを感じたようです。


それに対して次男は、何かを悟ってる風で面白かった。


私としては、そのご家族にはPX2をお勧めしたかったな。

ファミレスで怒り絶頂の人に話しかける勇気は無かった。


いつか、そのご家族にもPX2のご縁が繋がりますように😊




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