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昨夜は、【腎臓】へ働きかけるエネルギーでしたね。

今月末の新月のときに、再度【腎臓】へ働きかけていきます。

 

来月は、氣をのびやかにめぐらせる【肝臓】に働きかけるエネルギーです!

ちょっと先取りして、肝臓……特に怒りと連動しているので

そのことについて書いていきます。

 

 

【肝臓】

 

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東洋医学では、肝臓は【疏泄機能】(そせつきのう)と

【蔵血機能】(ぞうけつきのう)があるとされています。


【疏泄】は、気の動きを調整する機能。
【蔵血】は、血を貯蔵し、、出ていく血の量を調整する機能です。

 

【肝臓】の変調により、様々な症状が起こると考えられており、

肝は、怒りの感情と強く結びついていて、激しい怒りは肝を変調させます

 

 

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「怒り」について……

 

どうやってコントロールしていますか?

 

多くの場合、いくつかのパターンがあると思います。

 

「怒り」が現れてきたら …… 

 

 ①その情動を抑える。出さないように我慢する。

 

 ②もしくは、感情を吐き出す。相手に叩きつける。

 

 ③「怒り」の根源を絶つために、思考する。

 

 ④正しい怒り方で「怒り」の情動を発散する

 

このような感じでしょうか?

 

東洋医学では、

この中で、やってしまうと身体へも症状が現れてしまい、

【肝臓】へ影響があると考えられるものはどれだと思いますか?

 

 

①の抑える、我慢する……は、特に邪気が溜まりそうですね^^;

 

②の吐き出す、叩きつける……は、良さそうですが、

その後の人間関係に日々が入るような出し方ですと

出した後に、邪気が循環して来そうですね^^;

 

かといって、③思考するとか、④正しい怒り方って……

 

 

どうやってそんなことできるの??

 

 

そこで、苫米地博士の著書で参考になる本がいくつかあります。

 

一つ目は、『「怒らない」選択法、「怒る」技術』(東邦出版刊)

 

この本の「はじめに」というところから引用していきます。

 

************ 引用開始

 

もしも、あなたが怒ることは悪だと考えていたなら、

即刻その考えは捨ててください。

 

なぜなら怒りは生理現象だからです。

 

トイレに行くのは悪だからといって、尿意を我慢する人はいないでしょう。

また、我慢したところで、いつかはどこかで吐き出さなければいけません。

尿意ならトイレに行けば解消できますが、位階のハケ口はどこになるのでしょうか?

 

たぶん、妻や子供といった肉親、あるいは部下といった自分よりも立場の弱い人間、

そして最終的には自分自身にぶつけてしまうことになるでしょう。

いずれにしても、いいことなどひとつもありません。

 

では、どうやって解消したら言いのでしょうか?

 

答えはたったひとつです。

 

あなたを怒らせた相手に叩きつけること。これ以外にあるわけがないのです。

 

本書は正しい怒り方を伝授する本です。

 

決して怒りの我慢の仕方を伝えるものではありません。

本屋さんに行けば、我慢の仕方について書いてある本がたくさんあります。

しかし、たくさんあるということは、どれも役立たないということです。

当然です。

我慢していても埒があかないのが “怒り” だからです。

 

 怒りは、怒った相手に叩き返してこそ、すっきりするものです。

 であるのに、なぜみんな怒らないのでしょうか?

 いえ、怒るどころか、その逆に多少の不満は肚の中に飲み込んで、

みんながうまくいくようにやっていくのが大人のたしなみ。

そんな風に思っている人がほとんどです。

 

では、聞きます。

 

多少の不満の “多少” はどこが線引きなのですか?

どこまでだったら我慢できて、どこまでされたら 「もう許せない!」と思うのですか?

 

たぶん、多くの人が答えられないでしょう。当たり前です。

そんな線引きなどないのです。

納得出来ない思いに、多いも少ないもありません。

我慢ならないと思ったら我慢ならない、。それでいいのです。

それを 「ならぬ我慢するが我慢」 などというからおかしなことになるのです。

そんなことをするから、正しく怒れなくなるのです。

 

もしも、本当に怒らないことが正解ならば、会社や学校、家庭内で、

怒りの感情を露にしないでいる、あなたは徹頭徹尾正しいはずです。

ところが、正しいはずのあなたは、この本を手にとっています。

きっと納得できない思いや、癒せぬ傷があるから、この本を開いているのでしょう。

 

ということは、あなたの我慢は正当に評価されていないことになります。

少なくとも、あなた自身が、その評価を納得できていません。

それっておかしくありませんか?

 

理不尽な行為や感情的な発言を、広い心で受け流しているあなたが、

なにゆえ傷つかねばならないのか?

 

 悪いのはあなただけですか?

 相手に落ち度はないのですか?

 

 そんなバカなことはありません。

なにか問題が起きた時、どちらか一方だけが、100%悪いなどということなどないのです。

であるのに、無効は罵詈雑言を吐き出してすっきりし、

一方、あなたはプライドを傷つけられ、あまつさえ、世間的な評価が下がってしまうのは、

あまりにも不当で不公平です。

 

 一体どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?

 

 その答えはひとつです。あなたが正しく怒っていないからです。

怒りの捉え方を、怒りの向け方を大きく間違えているから、

こんなことになってしまったのです。

 

残念ながら、 「怒らない人が正しい」という考えはただの思い込みに過ぎません。

怒ることは間違ったことではなく、それどころか、怒らなければ、

怒りの感情も解消できず、問題自体も解決しないのです。

 

いまのあなたが本当にしなければいけないのは我慢ではなく、怒ること。

それも正しく怒ること。これだけがあなたのイライラを解消し、

悔しさをはらし、プライドを取り戻す、唯一の方法だったのです。

 

 

 引用終了 *********************

 

 

まだまだこの先の文章が気になる方へ、目次をこちらのページに書いておきますね。

詳細を知りたい方は、本を読んでみてくださいね。

 

その他の著書で、様々な角度から「人との関係性」の見方を紹介してくれています。

 

 

 『「感情」の解剖図鑑』 (誠文堂新光社刊)では、

怒りのコントロール方法も紹介されていますし、

  【怒りのメカニズム】も書かれています。

 

 

 『もうこれ以上人間関係で悩まない極意』 (TAB出版刊)では、 

「縁起コミュニケーション」として、

情動的なコミュニケーション(自分や相手の心に働きかけるコミュニケーション)の

ツールとして扱っています。

 

 

 『「イヤな気持ち」を消す技術』 (フォレスト出版)では、

「怒りを鎮めるには一つ上のゲシュタルトをつくる」として、

前頭前野を働かせることによって、情動を鎮めていく流れを紹介しています。

 

 

 『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』 (徳間出版刊)では、

「ゴールに意味のある感情のみ許せ」として、感情のゴミを捨てるコツを紹介しているのと、

「感情の波のもとをお止めて観る」方法として、内省的に吟味することを紹介しています。

 

 

・・・・・以上のように、あらゆる角度から【怒り】の仕組みや扱い方を

マスターしていくことで、身体へ症状が出るようなことがなくなっていくことでしょう。

 

【肝臓】へ働きかけるエネルギーは、来月ですが、

それまでに自分自身の心の中を整理してみてくださいね。

 

 

 

橋本明頼のサイトはこちらです

http://iyashinote.org