キースジャレット
自らの心・感覚の赴くままに旋律を奏でるピアニストの名前です。
歴史的名盤 ザ・ケルン コンサート をご紹介
ザ・ケルン・コンサート [SHM-CD]/キース・ジャレット
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その瞬間/インスピレーションによる全即興ライブテイクという事を忘れてしまう程の素晴らしい演奏/旋律です。
今も聞きながらブログ書いてるけど本当に素晴らしいです。
でもこんなクオリティの高い物は即興じゃなく事前につくり込んだハズだ とか言う評論家さんがいるみたいなんです。
言葉は概念だから受け取る人が持っている知識によって様々な階層に変換される訳ですが、「即興」という言葉の揚げ足をとってるだけだし、そもそも自分のアイデンティティの為に他人をこき下ろす人は軽蔑します。人様を論評する事でしか飯を喰えない人特有の意見じゃない?
キースは自分自身の中に(例えば)「テーマ」や「起承転結」を決めていて、あとは白紙にしておいた中に生まれる旋律や展開を弾きながら自分でも楽しんでいたのかなーと思います。
色んな意見があるのは当然だけど、プラス方向に思考を展開すればイイのに。 批判目的や只のジェラシーは嫌ですね。
表現するという事は 才能だけでなく努力や精神力、勇気と共に空気感や他者性を感じ取る力が必要 になります。
これだけの長時間集中して一つの音楽を創り出せる事に感動します。僕だったら直ぐに気が散ってとてもとても。。
でも僕は表現者を肯定的に受け止めたいし自身表現者の側でいたいと常に考えて生きています。
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表現にはその人の本質/人間性みたいなモノが見え隠れ
しますが、キースは優しい人なんだろうなーと感じます。
「Part I」の冒頭や20分からの甘美な旋律は鳥肌モノです。
今わからなくとも将来素晴らしさに気づく時が必ずきます。
何かを叩く音はキースが中腰で弾きながら足で床を蹴る音
4~5年前位にソロコンサートを聞きに言った時に判明!
時折聞こえるキースの肉声には、最初ちょっとビックリした
けど思わず出ちゃったんだろうなー と思うと微笑ましい。
このアルバムそのものが古典クラシックになり得る1枚
ピアノの音色が好きな方は必聴 何より奇跡の1枚です
前回の名盤2ではジャンルについて思うところを書いたけど、
このアルバムもジャズに分類される訳です。むー・・・
広義ではジャズに間違いないんだけど、なんか違うような。。
「Outside category/新たな表現の音楽」で良いんちゃう?