世の中に音楽は山ほどあるけど名盤と呼ばれる物は限られる。
その中でもロックの名盤、ジャズの名盤とある訳で、中学高校の頃お小遣いを貯めて色んな名盤を買うのが僕にとって最高の楽しみだった。
リスナーへのガイドとしては良いけど、ロックだのジャズだのジャンル分け/カテゴライズは本来不要だと思うし、アーティスト側には何の意味もなさない。 理由は簡単『そんなカテゴリー/枠組を目指して作る音楽なんて音楽じゃない』から。
これは音楽だけじゃなく、建築、絵画、文学、芸能・・etc・・あらゆるものに通じるし、そもそも自分の内側にあるイメージを物として、もしくは色や音や言葉として表現し評価された結果を「世間の物差し」に当て嵌め、比較する為に決める事。
前置きが長くなったが、あらゆるモノが出しつくされた様に感じる世の中ですが、新しいもの/今まで気づかなかったモノは自らの内発性/自発性次第だと気づかされる素敵な音楽がある。
三月の水/ジョアン・ジルベルト
¥1,500
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このアルバムは珠玉の一品 とにかく素晴らしい!まぁ 聞いてみて下さい。シビレます。
新たなムーブメントに反応する人には『ボサノヴァ=おしゃれ』とか捉える人もいるけど、そーじゃない。 今でこそ至る所で耳にするけれど1950年代までは存在しなかった音楽。
Bossa Nova とは「新しい傾向・感覚」という意味の言葉
たまにBOSSAギターを爪弾くけどポルトガル語が分からないので口ずさめないのが若干クヤシい 語学の勉強しよっかな
João Gilberto / ジョアン・ジルベルト
Bossa Nova を生み出した偉大な人 でも同じ人間だよね
普通だと思っている事、当たり前と言われている事に無意識・無感動に生きていてはダメなんだな と改めて気づかされます。