ファッションデザイナーの、ご あきうえです!
僕が、その昔ひょんな事から大志を抱き、ニューヨークに旅立ったあの日から15年が経ちました。
である、昨日から書くつもりだったんですが、
なんとなく書けずでした! (^-^)
親愛なる友の叱咤の末にたった一日で立ち直り、今日このブログを始めるに至りました。
合わせて以前から更新している、僕の Facebook の方もよろしくお願いします。
僕の生い立ちや、ASAYANと言う番組でNYで過ごした約一年弱のお話は
(と言うか、この↑本もすでに発売して14年! (°_°) )
にも書かれていますが、
それから15年経った今、あらためて振り返る当時の生活や想い、
そしてその後の僕の生活をと…
もし当時、番組等を観て頂いていて
万一、記憶の片隅にほんのわすがに残して頂いているシーンがございましたら、思い浮かべながら読んで頂けると幸いです。
長々とご挨拶しましたが、では始まります!
「あれから、15年。①」
1999年12月14日。
「GO AKIUE」はNY、
JFK空港に降り立ちアメリカの地を踏みました。
その日のNYは大寒波で確か-18℃とかだったかな。
ASAYANの「世界に羽ばたく、ファッションデザイナーオーディション」海外審査に一緒に進んだ他のメンバーは、四日前の12月10日に渡米したんだな、確か。
僕は個人的な諸々の事情で四日遅れの海外審査入りでした。
JFK空港に着くとディレクターのFさんと、NYで現地コーディネーターをして下さるCigさんが迎えに来て下さってて
タクシーに乗って一緒にマンハッタンへ。
まずはマンハッタンのスタッフルームに連れてかれました。
高層アパートメントの豪華な部屋で、
ああ、オレのNY生活が始まる!って思ったの覚えてますよ!
Fさんや他の番組ディレクターの方達とお話しして
そしてタクシーで再び僕はどこかへ連れて行かれました。
この辺りからカメラは回ってるんですよ、リアリテイ番組なんで。
ところが、高級住宅地であるUpper Eastのなんか、ボロいビルの前でタクシーは止まるんですよ…
何これ!?
まじ、ボロい!
そしてそのボロいアパートメントの一階に僕は連れて行かれました。
カメラは回ってます。
中でなんやら人の気配がする…
何故に???
「やぁ、GOさん!」
あれ!?
「や、やぁ、Sくん!?」
それまでの日本での審査で顔見知りになり、一緒に海外審査に進んだSくんでした。
それからの一カ月間、僕達は一つのアパートメントで一緒に生活する事になったのです…
その日はディレクターさん達がスタッフルームに帰った後、
Sくんと軽く部屋でビールかなんか飲んでたら
カップルでNY審査に来た男性のほうのメンバー、Kくんが遊びに来ました。
日本で何次もの審査を経て、NYの審査に進んだのは
Sくんと
Kさん、
Mさんと
Kくん&Tさんカップル
と、僕。
5組6人でした。
話聞いたらね、みんなUpper Eastで近所に住んでるんですけどね、
なんかさ…
みんなそれなりにちょっとええアパートメント住んでるやん!!!
なんで???
オレとSくんだけボロボロ???
汚い部屋???
そしてなんで二人一緒なん???
その時は心の中でブツブツ言ってましたね、確かに。
その後、NYの冬が終わり、春が来て、
そしてその後の長い季節を
一人孤独にNYで泣きながら生活する事になるなんて、
その時はまだ思いもせずに…
今ね、オレ思うねん。
15年経った今、オレ思うねん。
あの時、Sくんと一緒で良かったなぁって。
あの一カ月、二人で住めて本当に良かったなぁって、心から…
※明日は作品素材を調達に、行って参りますのでその簡単なレポートをFacebookに書くつもり、
なのでたぶん、続きはその次!