あれから、15年。(2) | 泣き虫デザイナーのニューヨーク奮闘記、 のその後、それからの ご あきうえ

泣き虫デザイナーのニューヨーク奮闘記、 のその後、それからの ご あきうえ

ファッションデザイナー「GO AKIUE(ごあきうえ)」のブログです。
I am a fashion designer.
Creating clothes is my passion. I've designed clothes and accessories for actors, singers, and other media personalities.

ブログを書き始めて、身に染みて感じました。
あれから、15年が経ったんだって。

だから、鮮烈な情景が浮かぶシーンもあれば、
おぼろげで、あいまいな部分もあります。
特に番組を観て下さってた方々とは、記憶の違いもあるかも…
だってオレね、ほとんどオンエア観てないんだもん!!! (≧∇≦)


あっ、例のUpperEastのおんぼろアパートメントのエピソードは何個かあるんでサイドストーリー的にまた書きますね。


では、今から↓↓↓本題行きます!!!




「あれから、15年。②」


僕がNYに着いて他の海外審査進出者と合流した翌日。
スタッフルームに全員が集められ、課題の発表がありました。

「今日から一週間で4コーディネートの作品を製作して下さい。
その作品を実際にEast Villageのショップで販売します。
売れた体数を競って頂きます。」

「(…は?)」
「(…え!?」
「無理です!」

心の中で叫んだメンバーも、すばり口に出したメンバーもいました。

でも、6人ともみんな実際は同じ気持ち。
出来まへん!
みんな、確実にそう思ってたと断言出来る。
オレ、自分を含むみんなの心の声聞いたもん!
確実に聞いた。



あのね、余談だけど今となってはオレ
この課題とか、へっちゃら。
昨年末~今年の初めにデザイン&制作した台湾のアーティストShow Luo さんのコンサート衣裳もそうだけど、
本当の怒濤は番組を卒業してからのが、大変な作業が多かった。
その分、スキルが確実にアップしてるんですよ。
まぁ、15年ですもん。


でもこの時は初めてミシンと言うものに触れたのがモード学園に入学してから。
この時はモードを卒業してまだ、二年足らず。
学園卒業後、メンズブランドのパタンナーをしてた僕には…
超難関!

と、言うかみんなそうだったと思うよ。
Sくんなんて、当時まだ大学生だよ!?


しかし、リアリテイ番組には難題は付き物。

早速、オレ達は素材の調達に行った。
ミッドタウンの生地屋街。
高いねん。
オレら、課題制作の予算少ないねん。
そして生地がケバいねん。
買われへんやん。



余談ですが、僕は四日遅れてNY入りしたんで
着く前はハンデがあるのかなって思ってたんですよ。

しかし、そこは公平。
先に着いてた五人はホテルに泊まったり、まぁちょっとした生地屋には連れてって貰ったらしいけど、
基本は優雅にNYを楽しんでいたんですよ、極寒だったけど。 w

まぁ、いろいろ海外独特のトラブルはあったみたいです。

だけど、スタートは僕が合流するまで待っててくれたんですね、公平に。
あぁ、オレもさぁ優雅にNY楽しみたかった!




さぁ、「世界にはばたく、ファッションデザイナーオーディション」
NYデザイナーバトルの幕がいよいよ切って落とされました!




ーーーーーーーーーーーーーーー

NY編の今までのお話はこちら☆

↓↓↓


ーーーーーーーーーーーーーーー






#マンハッタン #ニューヨーク #おんぼろアパート #ASAYAN #アサヤン