Last hoppers 外伝 「V3放浪記」 part1 | NIGHT OF THE FULL MOON

NIGHT OF THE FULL MOON

FULL MOON ・・・満月

満月の夜を意味する NIGHT OF THE FULL MOON.

ムーンがお送りする様々な世界をお楽しみください。



V3

「そう、あれは俺がグランジョッカーの親玉だった邪心体と自爆をした後の話だ。」





V3
「ここは…俺は誰なんだ…。」




V3
「くっ…空腹でもはや…。」




V3
「こんなところで…。」




V3
「もはや…ここまでか…。」




ザッ…



???
「V…3…。」




???
「久しぶりに見たな…。」




???
「こいつも…生きながらえていたか…。」





???
「おい、おい!」





???
「気を失っている…?それによく見るとマスターホッパーの服を着ている…?」




???
「まあいい。とにかくこいつを…。」




???
「さすがにこんな所で死なれたら困るからな…。」





???
「おい、起きろ!」





V3
「ハッ…!ここは!」




V3
「俺は誰だ…ここはどこなんだ…!」




???
(そうか…こいつは記憶を…!)




???
「おい、大丈夫か?」

V3
「き、君は?」



???
「俺か…。」




???
「俺は…ロスト…ロストホッパーだ。」

V3
「ロストホッパー…、君は俺の事を知っているのか?」




ロストホッパー
「君は…トンボ、トンボホッパーだな。」




V3
「トンボホッパー…、妙な名前だな…。」




ロストホッパー
「それもそうだ、君は我々の中では最新鋭。全くの別物だからな。」




ロストホッパー
「言わば最新型。いや、あくまでも我々ができた頃ではあるがな。」




V3
「俺は…人間じゃないのか?教えてくれ、俺たちは一体何者なんだ!」

ロストホッパー
「それは聞かない方が幸せだぜ。トンボ。」