今日はTBSの特番【世の中ナメてました!反省します!感謝x女子】のオンエアでした!
見てくださった方、ありがとうございます
先日ブログに書いてた通り、番組のタイトル通り、
ほんとうに
世の中ナメてました!
反省します!
この番組に出演させてもらえることに決まった時も
「もう外田さんにはぴったりの番組が決まってよかったですー!」
とかマネージャーさんに言われました。
今思うと
世の中ナメてる=外田ありさ
っていうイメージにぴったりやったんやな~。
いや、ほんまに正直ナメてました。
23日間住み込みでロケするから、相当な覚悟を決めて挑んだつもり。
なにも知らされずに迎えた初日。
わけもわからず東京に行き、車に乗ると静岡に着きました。
そこで出されたお題が
《ツナ缶》
ツナ缶を1から作る。
って言われても、イメージは缶詰やから工場の機械で大量生産してるんやろうから、きっと私たちがすることは、、、なに???
まだこの時点でもわけがわからないまま、まずはマグロを釣りに和歌山県串本町でマグロ漁。
マグロを何匹か釣って静岡のツナ缶工場に戻るつもりだった。
が、しかし5日間日の出から日の入りの時間まで毎日漁に出ても釣れず。
いきなり心折れそうになりました。。。
でもそこで出会った漁師さんとの時間は貴重でした。
漁師さんが船のうえで私たちに
「辛抱強く!!!努力が報われないこともあるけど、努力しないと報われないから!」と言ってくれた。
何においても、ほんまにその言葉が全てやな~。と思う。
工場でのお仕事も、ほとんど機械で作業するかと思っていたのに、そんなイメージとは真逆で、ほとんど人の手!
機械がやってくれるのはほんのちょっとのことでした。
マグロが解体される原料場の光景を初めて見たときの衝撃的すぎました。
20~30kgある解体されたマグロをひたすら持ち運ぶ作業をずっと繰り返して、合計4tぐらいあるマグロを1日で持つことになる。
私たちはもちろん頭から全身血まみれ。全身筋肉痛。
もう耐えられない。何日この現場を私たちはやらないといけないの?って思った。
そのあとに続く全ての行程も全然甘くなかった。
VTRでも映ってたように、もうとにかくしんどくて散々泣いて怒って(むしろVTRで放送されてた以上にもっと泣いて、もっと怒ってました。。。)めちゃくちゃ迷惑かけました。
でももう全然自分自身余裕がなくて、後半とくに辛かったです。
でもそれぐらいしんどいのに、毎日そこで働いてはる人のすごさ。
もう考えられないけど、本当にすごいと思った。
何が辛いって、何がしんどいかって、
いくらどんだけやっても誰にも見てもらえてないような気がして。
ただ淡々とひたすら同じ作業を繰り返して頑張ってるのが、普段経験したことがなさすぎて辛かった。
なんのためにここまでやらないといけなくて、どこまでやったら見てくれるのか、とか。。。
でもそれって、私が普段ツナ缶食べるときに、そのツナ缶1缶にどんだけの手間と時間がかかってるかなんて考えたこともなかったのと同じように、誰もこの大変さをわかってくれるわけでも、考えてくれるわけでもない。
あたりまえのように売られているツナ缶を買って食べているだけ。
でも工場で毎日毎日働いて時間と愛情をかけて作ってくれている人がいるからこそ、いつもおいしいツナ缶が食べれる。
その大変さを経験させてもらったあとに、最後に食べたツナ缶の味は忘れられません。
今まで食べたツナ缶の中で最高においしかったです。
普段身の回りにあるものは、当たり前のようにあっても、当たり前じゃないってこと。
誰かがどっかで汗水流して愛情かけてやってること。
頑張ったって、それが誰かに見てもらえるわけではないかもしれないけど、努力は人に見てもらうとか見てもらえないとか関係なくて、努力することに意味があるってことも教えてもらった気がします。
もうツナ缶の作り方を学んだというより、人に対して、物に対してのありがたみとか、仕事に対する姿勢だとか、たくさん大事なことを学びました。
ほんまにこの番組を通して、こんな経験をさせてもらえた私は幸運やなと思います。
伊藤食品の工場のみなさん、共演させてもらった司会のヒロミさん、江藤愛アナウンサー、審査員をしてくださった、松木安太郎さん、室井佑月さん、森永教授、番組スタッフのみなさん、本当に本当にありがとうございました。
23日間とにかくずーーーーーっと一緒に生活して働いた上間凛子ちゃん。
もうほんまに最後は家族みたいでした!
こんなにおいしいツナ缶は他にはないです!!!感謝しかありません