5/21 AA 「ブラック企業と労働法」 | ALSA青山学院大学のブログ

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アジア法学生協会ALSA青山学院大学支部(LC青学)の活動Blogです。リンク先HPは過去の活動Blogとなっています。

こんにちは!!

2年 経済学部経済学科 川野紗和穂です。


まだ5月なのに暑い日が続きますね;;

皆さん体調は大丈夫ですか?


今回は、新入生が入会して2回目のAAで

「ブラック企業と労働法」

というテーマディスカッションをさせて頂きました。


”ブラック企業”というワードは、ここ最近私達にとって身近に感じるようになったものの一つではないでしょうか。

大学生になってバイトを始めた!始めよう!という時や、就職活動で企業を選択する際に、気にするようになると思います。


現在日本には労働法という労働者を守る法律があります。

しかし、それにも関わらず世の中から”ブラック企業”が後を絶たないのはなぜなのか…

そう不思議に思い、私は今回このAAをつくることにしました。


今、私はバイトをしているのですが、その働いている環境や条件に対して

「これはブラックでしょ、どうにもできないのかな。」

と不満を持っていることもこのAAをつくるきっかけとなったかも、しれません。(笑)


今回、このAAには15人程が参加してくれました!

初めてTCをする私にとっては、調度良い人数だったなぁと思います。






Lecture 1.2を通して、ブラック企業や労働法とは何かを学びながら

・企業がブラック化する理由

・ブラック企業が社会からなくならない理由

についてディスカッションしていきました。


ここまでで出た意見としては、

先進国と発展途上国の関係のように、ホワイトな企業がある限りブラック企業をなくすことは難しいのではないか

労働組合が機能していなかったり、ストライキを起こそうとしなかったりする日本の国民性にも問題があるのではないか

など、様々でした。


皆さんが感じてくれていたように、一概に”ブラック企業”だけが悪いとは言えないんですね。


そして、今現在政府や民間でとられている「ブラック企業対策」をみていきながら

Final discussion では、このような対策は有効であるのか、また新しい対策案について話し合いました。


企業がブラックであるかどうかは消費者には関係ないということや、ブラック企業をなくす働きよりもブラック企業に入らないようにするという働きがけが行われていることからすると、

これらの対策はあまり有効的でない、というような意見が多く出ました。


皆さんのディスカッションの内容を聞いていて、私も思っていたこと、思いつかなかったことなど、本当に様々な意見が聞けて楽しかったです。



この一つの社会問題から、今の日本考えるきっかけとなれば嬉しく思います。





初めてのTCで、しかも万全の体調ではなく臨んだAAでしたが、参加してくだっさた皆さんのおかげでスムーズに進行することができました。

ありがとうございました(*´ω`*)


参加してくださった先輩方、たくさんフォローして頂きありがとうございます!!