【プロになるまでの時間】

1万時間の法則、石の上にも3年

私自身2歳から18歳まで水泳という競技に猛進していた。日曜以外の日は毎日2時間の練習をやり、静岡県1位、全国12位まで成果を出す事ができた。16年間毎日2時間の練習を通して水泳競技に関してはプロになっていたのだ。16年間ということは換算して1万時間になる。

(スポーツの場合週6日で2時間練習、1年間52週→624時間 1万時間に到達するまで16年)

だいたい2歳から始めたスポーツが18歳の高校卒業するまでかかる。スポーツは16年間やればその道のプロだ。

時間軸が何故大事なのか?それは22歳から30歳までの体力があり、家族などの守る人がいない人が大半で、自分自身に投資できる期間だからだ。もっと言えば22歳から25歳までの3年間で地盤を身につけてしまえば、後が楽になるのだ。例えるなら、私は大学の卒業必要単位の120単位を2年でとってしまい、残りの2年間は遊んでいた。一方で大学1、2年を遊んでいた人たちは3、4年が辛くなり、就活も始まり、友達もいなくなり留年するなんて姿の人たちを五万と見てきた。あなたは最初に楽をして年寄りになってから辛い思いをしたいですか?

 

①   週5日で8時間仕事、年間休日120日で240日働く→年間1920時間 1万時間に到達するまで5年2ヶ月

 22歳新卒から仕事を始めたとして27歳まで1つのことを続ける事を5年できれば27歳でその道のプロ・

 その間に転職するなど3年間バッファみて30歳。30歳で急に仕事に真剣に向き合うが、もう遅いパターン

 

最短の場合

②   週6日で16時間仕事、日曜のみ休み。年間300日働く→4800時間 1万時間に到達するまで2年←これ最短

 最短でいくなら、ここ。ただ身体壊すからオススメしない。外資系で年収3000万以上パターン

 

できる範囲

③   週6日で12時間仕事、土曜は平日でできなかった分の補充や、計画。日曜のみ休み。年間300日働く→3600時間 1万時間に到達するまで3年

就業時間の2時間前から準備、終業後2時間仕事に繋がる動き、勉強をする。

 

【悩みレベルの時間軸】

①   一般の人

22歳 大学卒業

23歳 自分が入った会社が嫌、上司が悪い、転職したい

24歳 自分の能力は変わっていないので、会社を変えても何も変わらず、再度転職したい

25歳 1人で自立するのにどうしたらいいのだろう?

27歳 マネジメント、仕事の方向性などの悩み

30歳 守る家族や仕事に向き合い、やっと仕事しようと考える

 

②   できる範囲

22歳 大学卒業

23歳 営業マンとして何でも売れるようになる

24歳 プレイングマネージャーとしてやってみせて、自分もやって。どうしたら部下が成長するんだろう

25歳 部長として自分が動かなくても事業部が繁栄するには?

27歳 0→1の確立。

30歳 経営についてもっと学ぶためには、自己成長もっとするには

 

新卒1年目は私はNTTフレッツ光の訪問販売をやっていた。朝9時から1件とれないときは夜10時になっても帰宅したお客様の家に訪問して、受注をもらっていた。予算が追いついていない時は100連勤までして仕事に向きあった。1年で毎月100件近く受注できるようになり、部下も20名ほどできた。大学の友人は毎週末コンパに誘ってきたが全て断った。友人が会社、上司の不平不満を言っている時に私は部下がどうやったら成長するか本気で考えていた。友人が転職しようか悩んでいた時に、事業をどう作るか考えていた。友人が30歳で悩んでいる悩みは24歳の時に経験していた。時間軸を理解し、悩みレベルを早めに経験する事が重要なのだ。