愛の循環 | 星屑の道標

星屑の道標

インナーチャイルドカード・西洋占星術によるセッションを行っています。

昨日はSMAP×SMAP見ました。

色々語られてはいるけど、真実はわかりません。

最後も収録映像で、なんか夢みたいな終わり方でした。

でも、最後まで夢であり続けてくれるその姿は、まさにアイドルそのものだなと感じました。

本人たちは何も語らずとも、ファンやSoftBankのCMなど、周囲がSMAPという輪郭を作っていく。

アイドルにはそもそも、実体があるのか?

そのことを考えると、この終焉がSMAPを永遠のアイドルに仕立てあげた、とも言えるのではないでしょうか。

ひとりひとりの心に、忘れられない幻を刻んでいった。



・・・ま、それは私が彼らのファンでなく、一視聴者だから言えることですね。
壮大な壮大なSMAPという物語の視聴者。




私はモーニング娘。ヲタなんですが、今年の春に推しメンが卒業そして引退しました。

今年の記憶は全てこの子の卒業に通じます。

そんなにショックを受けるとも、こんなに引きずるとも思わなかったので、自分気持ち悪いなとも思ってました。

気持ちの落とし所が見つからず、前みたいに娘。たちを楽しくみれなくなったのも事実。


でも、昨日のSMAP最後の歌を聴いて、答を得たのでした。


「これでいいんだ」


本人たちは個人の言葉を発しなくても、歌が代弁してくれている。何よりも雄弁に語ってくれている。


私の推しはどうだったか。
最後まで笑顔を届けてくれた。
笑顔は世界共通だから、言葉じゃなくても通じる、と笑顔を大切にしていた子。

本当なのかわからない卒業理由を口にしながら、見せていた笑顔は本物だったんだ。
笑顔さえ信じていれば良かったんだ。


答えはいつもすぐそこにあった。






ファンのなかにも、理不尽さを感じてる人はたくさんいるのだろう。
でも、すべてが明らかになったり、正しさを追及することだけが、本当の幸福なのだろうか。
誰かの幸福や不幸を、他人が制限していいのだろうか。
注いだ愛が、自分の望む形で帰ってくるとは、限らない。
でもそこで止まってしまっては、未来に降る愛に気付けないのではないか。


私は香音ちゃんが大好きだったし、香音ちゃんからは笑顔を受け取った。もっとたくさんもらったかもしれない。

それだけで良かったんだ。


まさかSMAPの最後をみて答えが出るとは思ってなかった。

賛否両論、たくさんあると思うけど、私は昨日美しいものを見た。

それだけです。




推しはいない映像ですが...ようやく正面から観れるようになりました。