一時期は目を立体的に作る事にハマっていたのですが…最近は頬の造型にハマっています。目の下の頬がふっくら丸みを帯びている造型が好きです。
いつもならこれで終わりですが、今作っている黄前久美子を題材に作り方を書いてみました。
◇ベースの造型
フィギュア製作している方、多くの方がやっていますが、手で押しても凹まない物にエポキシパテを盛っていきます。
一度固まってしまえば台から外しても大丈夫です。
◇輪郭の造型
さらに盛りつけ。正面、側面、斜めの「輪郭」だけをあわせます。
◇目の造型
顔を平面にして、目をその平面に描く方法が楽ですが、斜めから見た時に違和感がでます。今回は、正面から側面にかけて目を作って、かつ立体的にしてみました。
◇鼻の造型
アニメキャラは目が鼻からかなり離れていて、「人間」だと思うと繋がりの処理が難しいです。上手く作らないと平らな面に鼻だけポツンとある様に見えます。
人間の顔というより、宇宙人👽の顔を作っていると割り切った方が良いかもしれません。
◇アゴの造型
ここもアニメのキャラクターならではの造型です。エラを張らせて内側をガッツリ削らないと斜めから見た時に太って見えます。
◇首の造型
首の造型は体とセットでやります。
◇髪の造型
前髪から盛って行きます。
週一で作業して、ここまで作るのに一カ月以上かかっています。いきなり完成させるのではなく、完成形をイメージしながら少しずつ整えていきます。
◇口の造型
口は目立たない様に控えめ造型します。
◇その後
塗装するとまた印影のつき方が変わります。この後も細かい修正を繰り返します。
次回は全体のバランスです。