Lightningコネクタの接触が怪しくなってきたiPhone XRのために、ワイヤレス充電器をApple Storeで買いました。
Belkin 『Boost↑Carge 』6,039円です。
コチラの充電器はACアダプタ一体型で、iPhoneを載せれば7.5Wで充電されます。
この7.5Wがどれくらいのスピードかというと、
夜、寝ている間に充電するなら良いのですが、使用している合間の充電だとかなり遅く感じます。
遅いのは仕方ないとして、一個だけだと寝室とリビングでの使い回しが不便だったので、もう一つ買う事にしました。『Boost↑Charge』は高いので、安い物をネットで検索。
Ankerの『PowerWave 10 Pad』が人気だったので購入。購入当時の値段は1,200円です。
このワイヤレス充電器ですが、見ての通りACアダプタに相当する部分がありません。実は買ってから気がつきました…。
仕方ないので普段使用していた10Wの充電器に繋げたのですが『Boost↑Charge』より更に遅い…。「なんで?」と思って色々て調べました。
調べてみると、『PowerWave 10 Pad』はACアダプタ(または充電器)の仕様によって充電可能なワット数が変わります。
①.出力5WのACアダプタ(充電器)
『Power Wave 10 Pad』は、5V/2A(5×2=10W)以上の充電器の使用が必須です。因みに、昔のiPhoneに付いていたコチラのACアダプタは5V/1A(5×1=5W)なので充電できません。
②.出力10Wの充電器
iPadに付いてくる5.3V/2.1A(10W)のACアダプタや5.2V/2.4A(12W)であれば充電は可能です。ただし、急速充電規格のQuickCharge2.0/3.0に対応していないので、5Wでの充電となります。
③.出力10WかつQuickCharge対応充電器
QuickCharge2.0/3.0に対応した充電器を使えば、7.5Wで充電できます。
つまり、私は②の5Wで充電していた事になります。遅い訳です。
Amazonを調べると、Quick Charge 3.0に対応したELECOMの18W充電器が1,200円前後で売っています。
『Power Wave 10 Pad』の1,200円と併せても、2,400円で購入できるので、Belkinの『Boost↑Charge』より3,600円ほど安くなります。
ただし、今回はせっかく充電器を買うので、iPadも同時に高速充電できる物を探します。iPadは有線ですが、充電にかなり時間が掛かるので気になっていました。
余談ですが、iPhone 12やiPhone13はMagSafe充電器を使う事で15Wのワイヤレス充電ができます。
ただし、USB-PD(Power Delivery)規格の20W以上の充電器を別途購入する必要があります(先程のQuickChargeとは異なる規格です)。
iPad Proに付いてくる20Wの充電器はUSB-PDに対応しています。
Apple Storeで全て揃えると、MagSafe充電器が4,950円で、20Wの充電器が2,200円なので、計7,150円になります。やっぱり高い…。
ちなみにiPhoneXRはMagSafeに対応していないので、このセットを使っても7.5W充電になります。
Air Pods Proもワイヤレス充電できますが、2つの理由からあまり充電器には拘らなくても良いかな、と思っています。
一つはバッテリ容量がそもそも小さいから。
充電時間が長くなるのは、あくまで、スマホやタブレット、パソコンなど、バッテリ容量が大きい場合です。
二つ目は充電時の消費電力が最大2〜3Wとの事なので、充電器が5Wだろうが20Wだろうが、充電時間が変わらないからです。
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ありがとうございました。