宮島の鹿考 | フーの宮島の「シカ」考

フーの宮島の「シカ」考

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先日宮島の鹿のボランティア活動を長くされておられる方々にお話をうかがう機会があり私なりに感じた事を書きます。

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市街地に生活の基板を置くシカ達と山に生息圏を持つシカ達を区別して考える必要があります。

主に一番の迫害を受けて
いるのは市街地で観光客に愛嬌をふりまき、先代から野性でも何でもない人間に馴れているシカ達です。
この2年位の間にも作為的にか飢餓で弱ったからかどうかは不明ですが頭数が激減しています

古くからいた子が消えて比較的若いシカしかいません。

他の保護活動団体は(一部の活動団体を除いては)市街地のシカには手を差しのべない考えのようですが、私達は今目の前にいる鹿も助けるという考えのもと活動を続けております。

市街地鹿に給餌しない理由というのはその団体がいう事にも一理あります。そこではおいしい餌をもらえると学習した鹿が人間にどっぷり依存してしまい、自力で生きていく術を持てなくなってしまう。或いは人間を恐れない鹿は容易に悪意のある人間から虐待やイタズラを受け、またひもじい時には観光客が食べたあとのビニール容器や木の串を食べ病気や怪我を負う。だから不幸な鹿をこれ以上増やさない為に市街地では給餌しない。

確かにこれは正しいですが、病気や怪我をする前に今ここに強烈に腹を空かせている状態で虚ろな目をさせて動けない子達がいるのです。食べなければ生きていけないのです。

こうなると野性云々を語るのはナンセンス、それよりも半ペットと化した鹿を管理保護していく必要性が生まれてきます。

だから市街地のシカだけは別格と考えるのが妥当で去勢、避妊が不可欠です。
それが実行されれば給餌活動にも支障をきたさないのではないでしょうか?
まずは牡鹿だけでも去勢させるよう、行政に働きかける事が重要では無いでしょうか?

避妊去勢と言うと野性のシカなんだから自然に任せるべきだとか、虐待だとかいう輩にはもう一度だけ言います。

宮島の市街地にいる鹿をご覧なさい。
この子達のどこが野性ですか?完全に飼い慣らされた犬猫同様です。






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