ちびっこ族
わたしは 「ちびっこ族」である
勝手に命名した
身長かろうじて150センチ
最近またちぢんだ気がする
高い所に手は届かず
うちのアパートのカーテンは
一部はずれたままである
コンサートに行くと
立て乗りでなくとも つま先立ち
映画も 前の人が視界に入り込む
椅子にすわると あしは届かない
車のブレーキは つま先の時がある
たまに 車にうもれて 外からみると
無人で運転しているように見えるらしい
まだまだある
ズボンは 「殿中でござる」状態
カットすれば ほとんどブーツカット
スカートはぴったりサイズに出会うことはまずない
おこっても 迫力がない
走るのも遅いし 食べるのも遅い
それは ちびっこ族と関係ない?
などなど
でも
そう悪いことばかりではない
子供サイズの服が着れる
それも大人より安い 調子に乗ると頭が通らないけど
やや大きめのベッドなら 回転し放題
外国にいくと 「ヘイ ベイビ~」な~んて
それは冗談であるが 若く見られることもある
一度 上から人 見下ろしてみたいなぁ~
昆虫と私
一年半くらい前であるが
セルフのガソリンスタンドで
給油していたら
トンボが私の給油している
手の甲にとまった
昆虫や動物は神様の使者とか
大切な人の 思いが
形をかえ やってくる
という話を聞いたことがある
そんなことを思い出しながら
「おー
君は じいさんかい?ばあさんかい?」
「わたしの ことなら しんぱいしなくていいよ」 と
なんて ほほえましく 会話した
それから数カ月
今度は学校の校門あたりで
いきなり
セミにくっつかれた
それも あぶらぜみ
あ"ぁぁぁぁぁぎゃあ"ぁぁぁぁぁ!!!
さすがに おどろいた
思いっきりたたき 落としたのは
いうまでもない
ありえないっつーの
わたしは カエルは まじダメ
が
それ以外のものは たいてい平気