女子大生
「女子大生」
そう呼ばれるのも
あと少しとなりました
なごりおしゅうございます
うまく卒業できれば
の はなし ですが
残念ながら私は現役大学生ではない
ナースの職域で
病院、福祉、行政に近いところで働いていた
いろいろあって
保健師の資格を取るために
看護大学へ2年前編入した
入学した当初はほとんどが現役生 若っ
私は お姉さんというよりは
微妙にお母さんの域
冗談がつうじなかったり
現役生の社会が理解できないことも多々
そして
一番の苦手は
この冷めた空気
場を盛り上げようとすればするほど
どつぼにはまることもしばしば
しかたないかと半ばあきらめ
でも
うちのクラス 意外と
男子が多い
しかも やさしいんです
看護の世界はまだまだ女の社会
ぎすぎすした戦いが 彼らの存在で
優しくなればいいなぁと
そう思ったのは最初だけかも・・・
あめ細工との出会い~その4~
師匠との出会い
翌週、大阪でアロマテラピーの試験のあと
仲間たちと丸ビル?でご飯食べて
現地で解散
帰るまで時間がある
そうだ、あめ細工みにいってみよう
くいしんぼ横町までいってみるか・・・
くいしんぼ横町は海遊館となりの天保山マーケットプレイスの中にある
昭和40年ごろの大阪の街を再現したお店の中を
見て回ると出口付近に 人だかりが見える
あめ細工だ
感動である 本当にあるとは・・・しばらく遠巻きに見学
おじさんは
お客さんのリクエストにどんどん応えていく
キャラクター、動物、怪獣・・・
やっぱり すごい すごい すごい
でもさすがに どう切り出したらよいものか
しばらく その場を離れ考える
現実と妄想が行ったり来たり
ちょうど目の前に占いコーナーがある
よし いっちょ占なってもらいましょ
たしか四柱推命の占い師だったと思うけど
まず 「あなたは
おばあさんがお金持ってるから老後の心配はしなくていい」 と
私のおばあさんは生まれたころに死んじゃってるけど
まっいっか
そして
「あなたは 水に縁がある 水は金物と相性がいいのよ」と
そこに反応してしまった 私の悪い癖である
都合のいい思い込みで
「水」→「みずあめ」
「金物」→「ハサミ」
これって
あめ細工やん
で
「そこのあめ細工やさんに弟子入りしようと
思うんですけどどう思います?」
占い師「それは やったほうがいいわ・・・」と
思いっきり背中を押してもらった私は
そのまま
「すみません
弟子入りさせてもらえませんか」と
あめ細工の門をたたいてしまった
ちょうど今いるお弟子さんが
今週で終了ということで
おじさん「じゃ来週からくる?」と
あっけなく弟子入りできてしまった
天使と犬のあめ細工をいただき
興奮状態で家路についたのである
つづく
次回よりあめ細工修業編に入ります