動物行動学の授業
うちの大学ではめずらしく
動物をテーマににした授業
もともとゴリラの研究をしている先生で
命の大切さを授業で教えている
動物の問題行動(トイレの失敗やいたずら等)
そもそもの原因は
人の行動にある
狭い場所にいれたり
しつけとして罰を与えたり
餌の偏りがみられたり
動物、昆虫、魚・・・
とくに野生の動物は
人に対して 徳となることを
してくれるわけではない
何もしてくれるわけではないけれども
そこに存在しているだけで
意味がある
言葉は話さないけれど
メッセージは行動に現れている
よく見なければ
見ようとしなければ 見えない
人って偉いの?
人も動物も
その存在は奇跡の生き物である
クローン技術が進んでいるとはいえ
人は同じものをつくることはできない
だから自分の命 他者の命
代替のきかない命 大切にしなければならない
集中力と現実逃避
今のわたしに、なくて欲しいもの
「集中力」
そろそろ国家試験にむけて1ヵ月を切り
多少あせりはあるものの
危機感がない
それよりも
私の心を乱しているのが
卒業できるかどうか
必修課目がやばい感じで
あしたお告げがある
正直、国家試験の発表より
ドキドキ
なぜなら留年するお金がない
てなわけで、現実逃避
昨年の先輩とやらの国試対策は
「私は1分1秒おしんで、毎日
10時間勉強してました」と
みんなに熱弁してくれたけれども
「わぉ」
ってか、10時間も集中力続くわけないし
せいぜい、がんばって2時間
そして 現実逃避
こんな具合で大丈夫だろうか
よい気を取り入れようと
来月
家相を見てもらうことにした
さらに 現実逃避
あめ細工との出会い~その3~
偶然がかさなって
ベトナムに一緒に旅した仲間たちが
ベトナムの子ども応援団を立ち上げ
募金活動を始めた
そしてバザーの出店のお誘いがあり
でも家から神戸まで3時間くらいかかるので
いったんは 断っていたが
前日に「人出がなくて」と誘われ
はるばる出向くことにした
そのバザーの会場で 「あめ細工」のお姉さんに出会った
釘づけにだった
直感的に 「これだ」 とおもった
「これだ」と思った理由は
今まで生きてきて
履歴書にどうどうと書ける 特技や趣味
人に自慢できるものがない
スポーツクラブに通ったり、お花や押し花を習ったり
アロマテラピー学んだり
いろいろやったけど 続かない なんか ちがう
ずっと悶々としていた
そんな時
木箱の中から溶かしたあめの玉を
手でこねながら 動物やキャラクターを
次から次へ作り出している
見てて飽きないし、大人も子供も楽しめる
関西のほうでは 古くから馴染みのあるものらしいけれども
初めて目にした「あめ細工」は
私をとりこにした
お姉さんと多くは会話できなかったが
関西のあめ細工の第一人者が
大阪くいしんぼう横町にいるらしいとの情報のみ
いつもなら「ふ~ん」で終わっていたのだが
翌週 たまたまアロマテラピーの試験があり
大阪に出向く
そこで
「あめ細工」の師匠と出会うのである
もちろん アポなしである
つづく