大好きな祖父の命日。
「あ、11月14日だ…」くらいの軽やかさで。
この日だけは、必ず思い出します。
特別に印象深い何かがあったわけではないけれど。
それ以前に、何度か「いよいよダメだ」というときがあって、
そのたびに涙のお別れをしていたので…
「今度こそ、本当にさようならだから」という祖父に
「またまた~じゃ、明日も来るね!」と笑って返して。
祖父らしく、一事が万事、最期まで
'なんか面白い'ことになっていました。
あらためて思い出してみると。
「もうなんの未練もない。」と言った祖父は、すごかったなぁと。
せっかちで潔い性格そのまま、平均寿命ぴったりで逝ってしまいました。
もっと長生きしてよ~孫娘のウエディングドレス姿、見なくていいの?
と聞いたら「そんなの見きれん」と言われましたし。
かたや祖母は「見ないと向こうへ安心して行けない!」といつも
たっぷり圧力かけてきますし…長生きは万歳ですけど(笑)
祖父本人は当然のように、もう満足!と言っていましたし、
傍目にも'幸せな、本人らしい人生'だったと思います。
それって本当にすごいことだったんだなぁと、
年を経るごとにヒシヒシと感じています。
とても可愛がってくれたことはもちろん、
素敵な生き方のお手本を見せてくれて、
大感謝です(*^^*)