繁殖場にいるチャウチャウ2頭のお腹が腫れていて、多分、子宮蓄膿症で放っておいたら命が危ない、繁殖場では治療はして貰えないと緊急レスキューの相談がありました。
子宮蓄膿症は高齢の犬がかかり易い病気で細菌感染により子宮に膿がたまる病気です、放っておくと細菌毒でショック症状を起こしたり大量に溜まった膿で子宮破裂で死んでしまうこともある病気です、一刻を争う病状ですぐに引き取りました。
引き取ってそのまま動物病院に行きました、血液検査やエコーなど全身くまなく診察して貰いました、心配した「子宮蓄膿症」ではありませんでした、卵巣の中に腫瘍があってお腹が腫れていたことがわかりました、手術をすれば治る病気とわかり安堵しました。
年齢は7~8才の女の子、舌の色がチャウチャウ独特の青黒です。
穏やかでシッポをフリフリですが、頑固?な一面もあります。
病院の待合室でも怯えることなく、愛想を振りまくっていました、仮の名前を「かのこ」としました。
少し色の薄い方です、同じく卵巣腫瘍でした、仮の名前を「もなか」としました。
どちらも若くはない7~8才くらいの女の子、過酷な環境からの生還です、残りの命の日々が幸せになりますように