行ってきました~
松竹創業120周年「七月大歌舞伎」
大好きな玉三郎様、中車様、海老蔵様
方々が出演されるので、絶対に観に
行きたいって思っていた
「牡丹燈籠」では怪談でありながら、
玉三郎様と中車様の夫婦の掛け合いが
面白くて、会場には笑いが絶えない場面も
笑いで観衆を和ませながらも、緻密に練られた演出と抜群の演技力に、もうすっかり釘付け
演者でありながら、今回演出もされている玉三郎様
演技の素晴らしさはもちろんの事、その存在感、回りを引き込むオーラ、そしてそのプロデュース力
人間国宝に選ばれる方の人間力の凄さに圧倒される
最後はまたまた中車様の演技に泣かされた
本当に怖いのは、お化けなんかではなく、
人間の欲、自我
怪談話でありながら、現実世界の人の愚かさを見せつける作品だった
舞台が始まる前、歌舞伎座前の交差点で、
マスクで顔を覆ったスラッとした男性とすれ違った
マスクの上に見える妖艶な瞳
これは間違いなく春猿様
「きゃっ~~~~~」と雄叫びを上げたいのをグッと堪えて、そのお姿を必死で目で追う
舞台の空き時間に、こんな風に気軽に街中を出歩いてらっしゃるなんて知らなかった
興奮冷めやらず、いまだにテンションMaxの私
本当に楽しい一日だった
お留守番してくれた旦那と息子に感謝