闇を知って光の有難みを知る | 心と体の癒し処 ヒーリングサロン「SOWAKA」

心と体の癒し処 ヒーリングサロン「SOWAKA」

千葉県習志野市の小さなサロンです。
お手頃価格で、お客様お一人お一人と丁寧に向き合い、
SOWAKAオリジナルのメニューで、皆様の心と体を
癒すお手伝いをさせていただいております。

今日は久しぶりの座禅会に参加

させていただいた

 

2月の「梅取り作務」に参加させて

いただいた以来だから、10か月ぶりになる

 

佐倉市にある「宝樹院」さんには、

座禅会でかれこれ10年ほどお世話になっている

 

 

 

 

 

久しぶりの訪問にも関わらず、ご住職をはじめ、

座禅会メンバーの方々が

 

「よし井さん、久しぶりですね~」

 

と声をかけてくださり何とも嬉しい

 

 

今年に入ってから、家族に次々と病人が出て、

様々な対応に追われて座禅会に参加する

時間的、精神的ゆとりもなく過ごしてきた

 

 

皆さんの笑顔と優しい言葉に迎えていただき

心がほっこりと温まる

 

 

毎月、第1~第4日曜日に催される座禅会

 

その中でも第1日曜日の坐禅法話会

( 午前8時~9時半)

 

は、一番参加者の数も多く、初めて参加される方も多い会

 

 

ご住職が毎回丁寧に座禅の組み方や、呼吸の仕方、

作法を教えてくださるので、初めての方でも安心して

参加できる会になっている

 

 

座禅の前に、「開経偈」「般若心経」

読経から始まる

 

 

宝樹院さんでは何十回とご住職のお経を拝聴させて

いただいているけど、今日のお経は一段と胸に染み入った

有り難くて胸が熱くなるのを感じながらお経を唱えた

 

 

座禅が始まると、その場の空気もピンと張り詰める

そとから差し込む朝日が気持ち良く、体が透明に

なっていくような、浄化される感覚になる

鳥の楽し気な囀りが耳に心地よく、幸せを感じる瞬間

 

 

座禅の途中で、「警策」と呼ばれる、

座禅の風景でよく見る、お坊さんが木の棒で

背中をバンバンと叩くアレ

 

これは別に罰として行う行為ではなく、

 

修行者の精進を励ます

 

という意味で、和尚様の激励・・・つまり愛

 

 

臨済宗では壁を背にして座禅を組むので、

警策を受ける人は頭を下げ、背中を丸めた姿勢になり、

和尚様は座禅を組んでいる人の正面から警策をする

 

 

夏場は右左それぞれ2回ずつの4回

冬場は4回ずつの計8回叩かれる

 

 

和尚様が

 

今日初めて参加された方と、今年まだ

警策を受けていない人だけ受けて良し

 

とおっしゃられたので、

確かまだ今年は受けていなかった私は

受けさせていただいた

 

バンバンバンバン

 

静まり返った本堂に警策の音が大きく響く

 

痛っ~~~~~~~~~

でも気持ち良い

 

脳みそが一気に覚醒するような、そんな気分

 

初めて参加された方々もその後に受けていたけど、

明らかに私の時と音が違う

初心者の方には、ちゃんと手加減をしてくださる

 

座禅の後、ご住職の御説法を伺う

 

 

生かされるということ

 

感謝するべきことに気づくこと

 

悟るということの意味

 

 

 

今年ももう終わりに近づき、

この一年修業が出来ていたかを

顧みること

 

毎年この時期になると反省させられる

この一年間の自分

自分で自分によくやったと言えた年は

今までなかったように思う

 

 

 

 

 

今年は

 

臨済禅師没後1150年

 

白隠禅師没後250年の遠諱

 

の年になるとのことで、

 

各地でイベントが開催されたようだが、

 

その中で

 

田中芳洲老師 相国寺僧堂師家がされた

お話しが大変素晴らしく、心に響いた

 

 

 

主人公

 

この身に地位・名誉・財産・学歴・男女などに

汚れない「主人公」がいる

 

あなたにも、誰の中にも、その人の「主人公」が

まぎれもなく住んでいる

 

彼が私が善いことをした時には、わたしの心の底から

喜びを与えてくれる

 

彼が私が悪いことをした時には、

私の心に動揺と反省を与えてくれる

 

誰も観ていないと思っていても、

いつもどこでも私の心と行動を観ている

 

周りの人々の言葉に惑わされず、

心静かで確かな目を持って見つめている

 

彼は選り好みをせず全てを平等に扱い、

自分を忘れて人々の幸せを心より願う

 

他人の喜びを妬まず我喜びとして喜び、

他人の苦しみ悲しみを我苦として思い

 

常に穏やかな表情にて相手を思いやり、

その言葉は心から愛情を込めて対話す

 

彼は自分を偽らず、悲しい時には素直に涙し、

嬉しい時には心の底から喜び

 

怒るべき時には晴天の雷のごとく、

雷鳴の後は雲一つなく和らいだ光を放つ

 

そういう「主人公」に出会えた時、

人は歓喜し「悟りを得た」というのです

 

私達の本当の宝は、何物にも奪われないものです

たから私の宝はあなたのものにはなり得ない

 

また、あなたの真の宝は、私の宝とはならないのです

 

そういう宝をみつけてください

 

耳を澄まし、目を凝らし、心を澄ませば必ず出会えます

 

なぜならその宝「主人公」はあなたの中にいるからです

 

 

 

ご住職のお話しの後は、お抹茶を立て、

和菓子をいただき、皆さんとお話をする時間となる

 

 

この10年ほど参加させていただいている座禅会だが、

今日はその中でも一番心に染みる会となった

 

座禅もお経も、御説法も、警策も

この和菓子もお茶も

 

今まで当たり前に頂戴していたことが、

全てが有り難く感じる

 

有り難いとは、書いて字のごとく

有る事が難しいということ

 

あることが当たり前ではないということだ

 

この一年間家族に様々な事が起こり、

あって当たり前だった命が、

当たり前のことではなく、有り難いんだということを

改めて痛感させられた

 

家族の人生

 

その人生に関わってきた自分の半生

を考え、反省させられた

 

 

この大宇宙の中、

神仏の御導きと御守りによって、

来るべきタイミングで来るべき学びがある

 

 

闇を知ってこそ、光の有難みを知る

 

 

全ては無駄ではなく、学びであると

全てを感謝で受け止められたら

 

当たり前のことが当たり前でなく、

感謝すべき存在であることを知れた

 

 

 

  あじさい心と体の癒し処あじさい

 ヒーリングサロンSOWAKA

 

 千葉県習志野大久保

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