バスでシャウエンからマラケシュに移動中。
やたらとべるべるマッサージしてあげようか？と声をかけられます。
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バンコクで予防接種っていうのは有名な話。
一ヶ月もバンコクにいるのはこれが一番の理由だったりする。
日本では高いしなにより注射が嫌いなアンはびびって行く気になれなかったのです。
でもここまで追い込まれればいきますよ。
だって東南アジアにいるんだもん。
何かと打っとかないと不安だもん。
ちなみにフィリピンで破傷風、ジフテリアとB型肝炎の一回目は接種済み。
タでははA型肝炎の１～２回目、B型２回目、黄熱病、日本脳炎、狂犬病３回を打つ予定。
行ったのは有名なスネークファーム。
最寄りの駅から地下鉄でサムヤン駅へ。
二番出口を出たら左手に進むとすぐ到着です。
スネークファームとはご存知、タイの赤十字病院です。
初めてなので自分の診察カードを作ってもらい、問診へ。
有名なおじいちゃん先生が「世界一周だね、じゃあこれとこれ打っといたほうがいいね」と教えてくれます。
その中に狂犬病は入っていなかったので打ちたいと伝えると「おっけー」みたいな感じで予定を組んでくれました。
が、その予定の一発目が黄熱病と日本脳炎、更にそこに狂犬病といわれる。
でもって翌週にA型の１回目と狂犬病の２回目だと言う。
・・・・・・・・ん？
黄熱病が一発目？？
黄熱病って打ったらその後４週間他の注射受けられないよね？
びびりのアンは予習していたのと違うことに焦り、滝のような汗が噴き出す。
先生に「黄熱病最後にしてください。一週間ごとか無理じゃないですかぁ・・・」みたいなことを必死に伝えるが、「トゥデイノープロブレーム！オッケーオッケー」と有無を言わさぬオーラ前回の笑顔で言われる。
あれよあれよと言う間にワクチンを買いに行き、ベテランのおばちゃんが待つ別室へと誘導される。
おばちゃんにも同じことを今さらながら伝えてみるが
「ノープロブレーム」
と当たり前に同じ答えを返された。
そのままサクッと注射は終わり、予定表を頂いてスネークファームを後にする。
もちろん予定表には来週のA型肝炎と狂犬病の予定が。
打った後で今さらどうにもできないが、不安すぎて医療関係の職に着く友人に速攻メールしてみる。
アンがやばいぞ、と。
東南アジアの某病院でワクチンを連発で打たれちゃうぞ、と。
すると速攻で返信が返ってきた。
さすが持つべきものは頼りになる友である。
欲しいときに素晴らしいスピードで返信をくれるなんて。
そして返答はというと、
日本は確実に安全な方法をとっているため４週空けると決めているけど、海外は必ずしもそうじゃないとのこと。
だからあまり神経質にならなくてもまぁ大丈夫だろう、と。
・・・・・・あ、安心した。
彼女がいなかったら今晩眠れぬ夜を過ごすところだった。
おじいちゃん先生うたがってごめんなさい。
国によってそんなに違うものなんだって知らなかったもんですから。
そんなわけで無事第一回目の予防接種は終了。
ベテランの腕は確かで、今まで打ったどの注射より痛くなかったです。
掛かった費用は
診察カード 20バーツ
狂犬病 350バーツ
黄熱病 1000バーツ
日本脳炎 450バーツ
合計 1,820バーツ（約5,850円）
黄熱病と日本脳炎は一回で終わりなのであとはB型、狂犬病を各2回、A型を３回で終了。
・・・まだまだ先は長い。
ほっとしたらお腹が空いたので、スネークファームのお隣のショッピングモールの中にあるパパイヤサラダのお店でお気に入りのサラダを頼んだ。
揚げたてのソフトシェルクラブがうますぎる。
そして安心感からか食がめっちゃ進む。
パパイヤサラダが好きすぎるため帰りに作り方を調べてみたりして。
でも日本でパパイヤってそんな出回っているんだろうか・・・・
・・・我ながら単純で現金な女である。
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