何かを始める前に | 物語の庭

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カフェと図書室、わたしの人生。

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春に植えたオリーブの木についた、
ひと粒だけの実。
少し色付いてきました。



…どうも。
長らくブログを書かずにおります。
本当に申し訳ありません…


このブログは
まあ本当によくぱたりと止まっては、
重い腰を上げるように、なんとか続けてきたのですが、
そんなブログでも
楽しみにしているとおっしゃってくださる方も実はいらっしゃいまして、
本当にありがたく、その言葉、その存在に何度勇気づけられてきたでしょうか(*^^*)
本当にいつもありがとうございます!



ぼんやりしていたわけではなくて、
着々と文庫の準備を進めている(つもり)なのですが、

そんな中、文庫を始めるにあたって、
たくさん考えたことがあります。


たとえば
私のことを知らない人が、
文庫へ来てくださって、
「ここはどういうお店ですか?」
「なぜあなたはこんなことをやろうと思ったのですか?」と聞かれたとしたら、
私はなんと答えるだろうか?とか。
そんなようなことをです。

時色の頃にも、初めてのお客様によくそんなことを聞かれました。
その時、私はへらへら愛想笑いをしながら、なんにも上手く答えられなかったどころか、そんなことを聞かれるのかと、家に帰ってからものすごく動揺もしたのです。


今回はなおさら、
なにか明確な目的がなければいけないのではないか、
それをあらかじめブログやホームページ、チラシなんかにも少し書いておくべきではないのかと、
そんなことを考えました



けれども、考えれば考えるほど、
言葉はうわっすべりしていくばかりで
かえって自分が浅ましく感じられてきて嫌になってしまいました。


何かを始める自分を、
カッコよく見せたいなどと思ったら、
それは自分のやりたいことじゃない、ということに気がつきました。


私のやりたいことは、
文庫に実際来てくださった方ひとりひとりが、感じてくださればそれでいいのです。


私の中にはたくさんの想いがあります。
本への想い、
人への想い、
世の中への想い、
それは、
言葉にはできないのだということ。


言葉にしようとすればするほど、
想いは遠のいてしまうのだということ。


こんなつたない、もどかしい気持ちを大切にしていきたいと思います。


世の中にある、
カッコイイ、キレイな言葉で飾って、
本質を隠してしまっている、もしくは中身のない薄っぺらなものにならないように。


想いが行動につながって、確かな歩みが出来た時に、自分の中に満ちてきて自然とこぼれ落ちた言葉、
そういうものがあるなら、その時にまた、自信を持ってその言葉を言いたい。


今はまだなんにもなくて当然だと。

これから始めるのですから、と。



まぁ、そんな感じで平常運転の私です(笑)


またぽちぽちとブログを書いていこう。

でも不思議なことに、
ブログ書いてない時の方が読書がはかどったりするのですよねーf^_^;

いろいろと出会った本もありますよ。
またご紹介しますねー。

それではまた!