「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 | 物語の庭

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カフェと図書室、わたしの人生。

勤めている図書館の研修で、2日間東京に行ってました。 
 
憧れの神保町へ行ったのですが、研修の日程がハードで一切遊ぶことはできませんでした…。

まぁ、1人で行っても方向音痴で迷子になるだけなんでいっか(;^ω^

図書館関係者の方といろいろお話するのは楽しいです。
有意義な2日間でした。 



さて、
今回、行きの新幹線のお供はこちらでした。
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「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
七月隆文 著
宝島社文庫


FUKU COFFEEさんが、貸してくださったんです!
本屋さんで見て、気にはなっていた、このタイトル。
新幹線の中で一気読みしちゃいました。
楽しい時間、よい本をありがとうございましたニコニコ


京都の美大に通う主人公、高寿が一目惚れした女の子と交際できることになり、楽しい日々が始まるのですが、
実は彼女には秘密があって…
SF要素を含んだ切ないラブストーリーです。


大学が京都で、一時期京阪沿線に住んでいたわたしにとっては、
懐かしい駅名、地名がたくさん出てきます!
京都ではお決まりのデートスポットでデートする2人の初々しい姿にはキュンとしますね笑

付き合いたての高揚感や照れくささ、
浮かれてしまうほどの幸せは、
彼女の秘密の暴露によって
一気に切なく裏切られてしまいます。


読み終わってから、もう一度読み返すと、彼女のこの時の気持ち、この時のセリフは、こういう意味だったのか、と、
彼女側の目線で読み直せる作品でもありますね。


なんかね、こういうお話、好きですよ。
大学生の時、こういうのが好きで、自分でも映画作ってました。
あの頃、わたしも中二病だったなぁ!笑
(^▽^;)
(→作中、主人公が自分のことをそう言うんです笑)

気になった方はぜひ読んでみてください♪

それではまた。