何度となく思い付いては打ち消してきた事。M/T マニュアルトランスミッションへの換装。遂に手を出しました。

長年に渡り形を成してきたボディフロアを加工(切削)する事。前オーナーから定期的にフルード交換が行なわれていて、私も壊さないつもりの扱いを続け、ある種の愛着も感じる A/T オートマチックトランスミッションを放り出す事。

この2点への抵抗感が歯止めだったんですけどね。この先この車が手元にある間、A/Tの不調が発生しないとも限らず、その時になって対策を取れるか。10年15年後の車(機械)として機能の安定を考えると、部品のアテを付けられる今のうちにM/Tに換装するのも一案…

などと理屈を回わすのだけど、早い話が『もう一度M/Tに乗りたい』の思いを抑えきれなくなったのです。あれこれ手を入れて楽しい車に仕上がってきてその思いが一段と強くなりました。M/Tにして満足感を感じられるシーンは限られていて、発生する面倒の方が多く、取り返しのつかない変造にもなりかねない。色々とサーチもしてみたのだけど、M/T換装その思い抗し難し😝。



よろしくお願いします。私が確保していた部材の持ち込みと打ち合わせの事前訪店を経ての入庫です。
一昨年メンバーブッシュの交換で入庫した時から、じわじわ事は動いていたかな(笑)。

ATFきれいでした。長い間、滑らかな走りをありがとう。


………。

よろしくお願いします。
過去に馴染みが有ったT/Mは軽量級向けが主流。ノーマルクラッチ板でありながら、このダンパースプリングにちょっとビビるw

下ろした際のクランクシール交換。ブロックとオイルパン面にオイル滲みが有ると後々のオイル漏れに繋がるので、ユーザーと一緒に確認するそうです。幸い拙車は滲み無し。

盛り上がってきました✌️

ここまで1時間半くらい。

お昼もそこそこに、作業は続いて


部品の出ないクラッチフルードラインはメッシュホースで制作(ゴージャスw)

インジケータ『R』は点灯させず、警報音『ピーピー』は残す選択。
後退時にピーピー鳴る環境下に長く居たので鳴った方が安心かなと。



完了です✌️

帰路は都心部を避けて大きく外を廻る圏央道を選択。自己所有20数年振りのM/T だし、色々心配と言うかビビり入ります。