おはようございます、naoの幸せ手相、辰原奈緒です♪

 

結婚生活では「価値感が合うこと」が大切

 

とよく言われます。本当でしょうか?

 

我が家は全員、知能線が手の平を横断していて

なおかつ手の平中央から斜め下に支線が出ている

変形マスカケ一家です。

知能線はその人の考え方や才能を表しますから

似た長さや傾きだと似た傾向があります。

 

上記の手相を持つ我が家は

みんな熟考型で現実派で

さらに自分の世界も持っています。

きっちり計画的に地に足をつけた生活を好む面と

自分の理想に生きたい面があります。

ところが親と子で、価値感が全然違うのです。

 

わたしと夫には

「お金はとても貴重な大切なものであって

無駄遣いは悪で、

出来るだけ貯めておくべきで、

買い物をするときは

本当に価値があるものかどうか、

永く使えるものかどうか、

役に立つものかどうか、

元が取れるかどうか、

お得かどうかで判断し、

一括現金払いがあるべき姿で、

分割やローンなどは元金に利子まで支払う

無駄遣いであり憎むべき支払い方法」

 

という共通した価値感が

出会った当時からありました。

そこがお互い惹かれたポイント

と言ってもいいくらいでした。

 

ところがこどもが生まれてみると

それも自我が育ってみると

わたしたちの子とは思えないほど

おもちゃを欲しがり

どこかへ行きたがり

外食をしたがり

その都度

「バカモノ!!無駄遣いを何と心得る!!」

という切り捨て御免の問答無用さで

それらの欲求を否定し続けてきました。

 

その結果、長男がお祭りでお小遣いを1円も使わない

立派な無駄遣い恐怖症になったことは先日書きました

また驚くべき出来事がありました。

 

夫の夏休み9連休も終わりかけの土曜日。

朝から「プールか川に遊びに行こう」とわたしが提案。

 

プール派はむすめと夫

川派は長男と次男

 

夫は川に入りたがりません。

虫とかハブとかハチとか山の自然が苦手です。

父さんがプールじゃないとダメだからプールにしよう、

というと次男はあっさり同意。

 

ところが長男はどうしてもプールに行くと言いません。

なぜか理由は分からないけど怖いというのです。

 

3年前の旅行でも長男はプールに入らず

わたしと次男とむすめだけ入りました。

 

溺れたことあったっけ?

いや、川や海でなら溺れかけたことあったけどな~

学校のプールもイヤだという。

入ってみればいつも楽しくて、

去年も流れるプールに行ってさんざん楽しんだのに。

 

行く前に必ず「プールはイヤだ」という長男。

 

自分でも分からないから理由が知りたいというので

わたしも知りたいし、タロットで占ってみると、

まさかの・・・

 

プールに行くと

自分が本当に欲しいものは手に入らない

 

という思い込みがあちらこちらに出ていました。

 

てっきり前世プールで溺れ死んだとか

そんなことかなと思ってたのに。

長男と初めてプールに行ったのはいつだったんだろう?

どこだったんだろう?

広島のチチヤスプールかな?5歳くらいかな?

こどもが流れるプールやスライダーの写真を見て

行きたがらないわけがない。

 

ウッキウキわっくわくで思いっきり楽しむぞー!!

って行ったはず。

 

そこで、お父さんやお母さんからこんなことを言われたんだろう。

(夫とわたしです)

 

プールは入場料が高いから

無駄遣いは一切しません。

 

おいしそうな食べ物や飲み物、アイスクリーム、

色々楽しみたかったのに

入れただけで満足しろ!

って言われたんでしょう。

 

さらにはプールと関係ないものをねだったときにも

例えば帰りに外食したいとか、

スーパーでおやつ買ってほしいとか、

 

今日はプールでお金を使ったからもう何も買いません。

 

って言われたんでしょう。

 

小さかった長男にとって、

プールに行くと入っただけで満足しなければいけない

他の楽しいことはさせてもらえない

プールは入場料が高いから

プールに行くとかえって哀しい思いをする

みたいな図式が出来上がって

その時の具体的な思いを忘れた後でも

プール=哀しい・みじめ・我慢・不安=怖い

ってなったんだ、きっと。

 

ほんまかいな?

でもわたしにはめちゃくちゃ思い当たる節があります。

それを長男にタロットカードを見ながら解説したら、

 

泣くんです。

 

長男がしくしく涙を流して

「そうなんかな~?そんな感じはせんけどな~」

って口では言いながら、泣くんです。

 

びっくりしたけど、涙が出るなら、

頭は否定してても心と身体が反応してるんだから

きっとそうなんだろうと思って、

切なくなってよしよししてたら

そのままソファーで寝てしまいました。

価値感の合う夫婦にも

価値感の違うこどもはやってきます。

手相が似てるかどうかは関係ありません。

 

こどもの価値感を否定するのも、

ほほ~と眺めるのも、自分で選択出来るし

親には強制力があり、無意識にパワハラ出来ます。

「わたしの価値感を受け入れないと愛してあげませんよ」

 

それでもこどもは親と違う価値感を提示し続けます。

それが子から親への愛だから。

親を今よりもっと幸せにするという彼らの使命だから。

 

ほぼ命をかけてそれをやっているのでしょう。

愛されなかったら死んでしまうかもしれない

という恐怖を持った小さな存在だもの。

 

新しい世界に行けるのは

今までと違う価値感を取り入れるときだけ。

わたしはこどものお母さん。

産んだだけでもすごいのだ。

後はこどもからもらうだけだ!

 

母さんの見たこともない、

想像したこともない、

新しい世界へつれていっておくれ!

 


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