我が家は

18歳、中3、小5の3人が

毎日在宅で、ノー勉で、

朝から晩まで自由!です。


在宅、不登校歴は上から順に

3年弱、2年強、2年弱、かな?


色々やってもらうことを

決めてた時もあったけど

今は一切ノルマを課してません。





するとどうなったかというと


朝起きる時間、夜寝る時間

みんなバラッバラ、

だいたい

暗い朝は起きてこないし

雨降りで気温が低い日も

起きてこないです。



反対に時々、

みんなやけに早起きだね?

みたいな日もあります。



昼夜逆転には誰も一度も

なったことありません。



ご飯を食べる量は全員

以前よりは減りました。



そして1日のほとんどを

パソコン、スマホ、ゲームで

過ごすんです。




わたしはノルマは課してないけど

してほしいこと、してくれたら

嬉しいことは常に言ってます。




何でも良いから

表現することと

身体を動かすこと。


時々は

お手伝いも募ります。



で、本題に入りますが

今は一日の半分以上を

YouTube見て過ごしてる

小5次男がある日


今日はスマホ、パソコン見ない日!

とデジタルデトックス宣言して

おもちゃ箱をあさりだし

アイロンビーズを見つけたんです。



2、3年前に買って

2、3回やった記憶があるような。




それで

チュピちゃんを作る

と言って、


鳥かごの側に行っては

インコを見て

食卓でビーズを並べて

また鳥かごを見に行って

を繰り返して作ったのがこちら




解像度高っ!

ベタ塗りじゃなく

モザイク感を上手く

出せてるところが

なんとも良いです。







また、今日は朝から

工作気分、と言い出し

スプーンと輪ゴムで

バスケみたいなの作りたい

というので材料を用意したところ

こういうのが完成して

何回もチャレンジしてるのを

たいして期待せず撮ってたら




入った!










そりゃもう二人で大興奮ですよ、

嘘でしょ?!入ったわね??

えー!!みたいな。





この、次男の「表現」が

(この場合は製作)

わたしがやれって言ったものを

やるんじゃなくて




毎日少しでいいから

身体を動かしてほしい

とか


何でも良いから

作ったりかいたり

歌ったり踊ったり

表現してるのを

見せてくれたら嬉しい

とか言い続けて


時には


いや自分で自分の毎日

振り返ってどう思う?

あまりにも運動不足だと

思わない? 


くらいの自覚を促す

声かけはしつつ




とにかく

今のあなたの毎日に

めちゃくちゃ

不満や不安が

あるわけじゃないけど



母さんはこんなことを望んでいて

あなたのそういう姿が見られたら

とても嬉しいわ、を伝えつづけた結果



自分もやりたいし

かつ

母さんも喜ぶだろう

とやる前から

こどもが思えることを



自由な時間を使って

やって見せてくれた、


YouTubeやゲームよりも

それに時間を使うことを

優先して楽しむ姿を

見せてくれた、ということが

すごく嬉しかったんですよ。







こどもがみんな

学校に行ってたときは


朝は自分で起きて

準備をテキパキ済ませて

時間に余裕を持って

忘れ物なく登校し


学校から帰ってきたら

自ら宿題を済ませ

出すべきものを出し

明日の準備をして

元気いっぱいに友達と外で遊び

6時には帰ってゲームしたり

ご飯を食べたりお風呂に入ったり

しばらくリビングで過ごして


夜は早めに自室に入って

11時か12時には

就寝してくれたら嬉しい、

だったんですよね。



ようは

「学校」という

時間もやることも

自分では決められない

絶対的なものに


スムーズにストレスなく

合わせられる体質に

なってくれたら嬉しい、


と無意識に

願ってたんですよね。




 



朝から晩まで

すべての時間とやることを

本人が自由に決められる毎日を

見ているわたしが


これほど安心していて

ストレスを感じないのは


本当にやりたいことが

学校にあるなら

絶対に彼らはいつか

自分からそこに行くし


それは再び、戻る場所

ではなくて


全く新しい気持ちで

入っていく場所になるだろう



そうならない場合は

彼らが行きたい場所でも

やりたいことがある場所でも

なかった、ということ


という確信があるから

なんです。





つまり

学校と一口で言っても

そこには無機質な学び

だけがあるわけじゃなく


様々な人間の集合体で

なおかつ小中高と

我が家のこどもたちが

関わってきた学校は


圧倒的に

力の差、権力の差がある

先生と生徒という関係性を

自分が生徒側として

受け入れなければならない場所で



なおかつ

どれほど担任の先生に

恵まれたとしても


必ず上から目線で

理不尽な要求をしてくる

あまりよく知らない先生がいて

そういう先生との関わりを

避けられないのが学校だと


我が家のこども3人は全員

口を揃えて言っていました。




社会はそもそも

理不尽な場所なんだから 


と大人がこどもに言うとき


それを喜んでいるわけでも

自信を持ってこどもに

すすめているわけでもなく



仕方がないでしょ

それを受け入れないと

生きていけないんだから

と諦めた自分の姿を見せているだけ


それは裏を返せば


あなたたちを産む前に

世界から理不尽を失くせなくて

ごめんなさい


と大人がこどもに謝罪すべき点だし


あなたにもわたしがそうしたように

これを受け入れて生きてほしい

と願うことは本当は間違ってるよね


と自分の非を認めるべき点

なんですよね。




あるいは

すべての理不尽に

徹底抗戦し続ける姿を

親が見せるか。






色んな対処法があるとは思うけど

わたしの中で


社会ってそういうものよ

が終わったのは


こどもが全員、学校に

NOを突き付けてから、

なんです。



こどもの選択が先。



ガーン

ではあったけど


でもその一方で


いや、そうだよね。



わたしみたいな図太いタイプなら

理不尽を踏み付けにしてでも

そこに楽しみを見つけられても


あなたたちみたいな

繊細なタイプには

無理ゲーだったんだよね



というのはわたしの場合、

こどもたちの手相を見ていたから

分かったことでした。


みんなうっすいんですよ

線が。


わたしと夫は濃い。


四柱推命でもたしか

わたしと夫はエネルギー強め、

こども3人はみな弱め。






そういうの見てなかったら

わたしの子なんだから

行けるっしょのまま、

今もいたと思います。





まとまりないですけど

こどもが家で何をしているのか?

よりも

どういう心理状態でいるのか?


少なくともお母さんは

自分が家にいることを

どう思っているかというのは


学校に行けなくなった

繊細タイプのこどもには

気になることだろうから、



絶対

学校行ってほしいと

思ってるよね

と自分を

責め続けてるだろうから、



家にいてくれて

本当に嬉しいよ

理不尽に合わず

ストレスを溜めないで

安心して暮らしている

あなたたちの生命を

毎日見られて幸せだよ


さらに毎日少しでも

運動したり

表現するのを見せてくれたら

もっと嬉しいよ、と


何回でも

言葉で

伝えて

伝えて

やっと1-2年したら

少しは伝わったかな?

という感じです。