重信房子の出所と極左の動向! | 一般社団法人 自由社会を守る国民連合

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画像:5月28日、実に20年ぶりに娑婆に出た重信房子・元受刑者



◇ 組織的なゲリラ活動と中小の破壊工作を警戒!

 出所前より、その動向がメディアでも注目されていましたが、極左暴力集団『日本赤軍』の元最高幹部である重信房子元受刑者が5月28日に出所しました。

 重信元受刑者は服役中にガンを患っていたようで、東京・昭島市の医療刑務所からの出所となったものです。

以下、ニュース記事より

重信房子・元日本赤軍最高幹部が出所 「ハーグ事件」で懲役20年
5/28(土) 7:57配信 毎日新聞

 1974年にオランダ・ハーグの仏大使館を占拠した「ハーグ事件」で殺人未遂などの罪に問われ、懲役20年の判決を受けて服役していた重信房子・元日本赤軍最高幹部(76)が28日朝、東京都昭島市の東日本成人矯正医療センターから刑期を終えて出所した。重信元幹部は逮捕後の2001年に日本赤軍の解散を表明しているが、警察当局は現在も支援者らが組織的な活動を続けているとみて警戒する。

 同日午前7時55分ごろ、家族や弁護士とともに黒いワンボックスカーに乗って同医療センターから出てきた重信元幹部は、30人以上の支援者らに迎えられた。黒いズボンと帽子、グレーのカーディガン姿で車を降り、拍手で迎える支援者らと手を振り合ったり、ハイタッチしたりしていた。一方、周辺では「極左暴力集団は粉砕せよ」などと声を上げる右翼団体の街宣車の姿もあり、警察官が止めに入るなど混乱も見られた。

 

以上

 それにしても隠密裏に日本へ帰国・潜伏していた重信元受刑者が大阪府内を通行中に逮捕されたのは、もう20年以上も前だったのですね。まだ10年くらい前だと思っていたところ、つい最近「20年の刑期を終えて出所」と報じられたので時間の経過を意外に思いました。

 日本での潜伏、そして逮捕がセンセーショナルに報じられた時、かつての「テログループのマドンナ」も老けてババァになったものだなと思っていましたが、そこからさらに20年以上も経過していたのです。

画像上:逮捕直後の重信元受刑者

画像下:20歳代の頃の重信元受刑者

 

 しかしながら愚かなものです。重信元受刑者の父親は元教員でもあり、それ以前は戦前右翼の『血盟団』に属していたこともある立派な右翼の重信末夫氏。

 左右の違いはあれど、革命家としての娘を誇りに思っていたそうで、重信元受刑者が中東アラブへと旅立つ時には、父は娘に対して「もう日本に戻って来てはならない」と諭したそうです。

 その言いつけを守らないから、のこのこ日本に戻っては潜伏しているところを逮捕されて醜態を晒す羽目になりました。

 革命家としての道は非常に厳しい。一旦、革命のために外へ飛び出した以上は生涯をその地で終える覚悟でなければならなかったでしょう。帰国を欲するなどは「敗北宣言」に他なりません。

 どういう理由であれ、日本に戻って来た時点で重信房子の「革命家としての思想」は終焉を迎えていました。

 衝撃的な逮捕劇から刑が確定して刑務所に収監され、今日の出所を迎えるまでの間、重信元受刑者は4度の手術を経験するほどの重い病に罹り、本人なりに思うところがあったのでしょうね。過去の事件について謝罪を口にしています。

 そして今後ですが、老いて衰えたとはいえ、重信元受刑者は老害左翼の中にあってはカリスマ…。

 支援者たちに囲まれた生活の中で日本赤軍の元最高幹部にあっても特に際立った存在だった重信元受刑者が持つ「政治的役割」に警戒しなければなりません。

 警察としては中核派や日本赤軍のような老害極左グループはもはや大規模なテロ工作を繰り広げるだけの力はないと見ているのかも知れませんが、それでも反原発や基地建設妨害に見られるように極左暴力集団は組織的な「ゲリラ活動」での小中の破壊工作を陰湿に繰り広げています。メディアの中にも未だシンパが少なくないでしょう。

 さらに昨今では長引く不況と所得減、増税により、特に若年層の生活は苦しくなって左翼系の政治運動へと流れる傾向にあります。

 早い話、貧乏人が増えれば左翼がのさばる…というわけですが、そうした極左系のデモ集会を通じた破壊工作に重信元受刑者が檄を飛ばすだけで運動体に及ぼす影響は計り知れません。

 従って警察が重信元受刑者とその周辺について警戒しているように、日本社会としても警戒を怠ってはならないのです。

 神奈川県の川崎市にあっては当法人としても、重信元受刑者が出所した直後の時期ということもあり、『極左暴力集団追放運動』佐久間吾一代表らと協議を重ね、同市内での極左暴力集団・中核派の追放デモを企画中です。

 

 自由社会を脅かす極左暴力集団の暗躍を許してはなりません。