Nagasaki Life

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雑貨と自然食品のお店 ARTHUR<アーサー>は
閉店しました。


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(続き…)


雲仙の地獄

硫黄のにおい〜

そして
上からの暑さと下からの熱さキョロキョロ

ぐる〜っと一周ぶらり


小浜の足湯も行ったら

足湯のお湯はぬるめにしてありました♨


湯煎餅をお土産に

すぐ近くにたくさんの湯煎餅屋さんがあり、

なかなか来れないだろうと

2ヶ所で購入。


そのまま湯煎餅をポリポリ
島原城へ


汗も吹き出す暑さ

お城の階段をよいしょよいしょと上っていくと…



絶景が !

島原が一望できます。

奥に見えるのは天草かな?


島原城向かいのお土産屋さんの中へ

島原名物かんざらしを食べて

ちょっとひと休み。


湯煎餅の食べ比べは

お店の人が『店によって全然違うよ!』

と言っていた通り、

薄くてパリパリした食感のものと

かたくてバリバリした食感の全然違うものでした!


家用なので、カステラの切れ端、みたいな

湯煎餅の割れもの


でも崩れていても味は同じ、

その分たくさん入っていて安いのでお得です。

150円とか200円とか…


雲仙に、お立ち寄りの際はぜひ🚙💨💨



早回しで夏の日記、でした👋




今年の夏は暑かったですね〜💦


夏を涼しくする川遊び、行ってきました😄

冷たい水にバシャバシャひんやり

気持ちい~


大きなスイカもいただきました🍉
ん?
手前に写っているのは…

黒いスイカのような丸いものが…

ひょっこり

ゆっくり写真なんて撮れません😜

『何これ〜?何してるの〜?』と言わんばかりに

子どもが高速でやってきます💨💨😄

甘くておいしかった🍉




そしてこの夏とうとう

1歳の誕生日を迎えましたので

わらじを履いて

え〜い

餅踏み😄

立派なお餅はひいおばあちゃんが用意してくれました🙏


選び取りも

え〜い


まずは電卓に一直線びっくり

そのまますぐ横の筆を手に取り

バスケットボールを掴んで転がし


最後はお金を握りしめてご満悦💰
よしよし




(続く…)






漫画『君たちはどう生きるか』を読みました。

中学生が色々な物の捉え方ができて

おもしろいな、と思いました。

大きくなったら子どもにも読んでほしい、なんて思ったりもしましたが

読んだ人の中には、イマイチだった、という意見もあり、えっそうなんだ…と様々なことを考えるきっかけになった本でした。


もちろん、どんなことにも賛否あるのは承知の上ですが。





この先ネタバレありますのでこれから読もうと思っている方はご遠慮ください↓




自分の弱さから友達を裏切ってしまったこと

これが印象深い本です。

勇気が出なくてやろうと思ったことができなかった…
誰しも経験あるのかな、と思います。

特にこの本では、暴力(いじめ)を傍観してしまった、友達を守れなかった(しかも今度あいつらが来たら僕が壁になって守るよとみんなの前で宣言したのに)

このどうしようもない悔しさ、恥、惨めさ

僕なんて…
死んでしまったほうがいいんだ…

というほどの苦悩。

を、どう乗り越えるのか、

このときの大人の関わりが大きなテーマになっています。


この話を聞いたおじさんが

コペル君に伝えたこと。



何日も学校を休んで心配しているお母さん。
お母さんもおじさんからコペル君が学校でどんなことがあったのか聞き、コペル君に伝えたこと。



この二人の言葉。

この状況で自分だったら、どんな言葉をかけられるのだろう。周りの大人はどういう言葉をかけるのだろう。


コペル君の言葉
〈あの日からずっとずっと後悔ばっかり押しよせて一歩も身動きがとれないような感じなんだ〉

〈僕が大事な友達を裏切ったって知ったら…お母さんはすごく悲しむだろうな…がっかりするよね…〉

こういう後悔とか親に迷惑をかけたくないっていう思い、子どもながらに色々あるし考えますよね。

がっかりされるのが嫌だから本当のことが言えないなんて、まだ幼い子どもにだってある思い。コペル君もお母さんに友達を裏切ったことを直接は言えていません。


お母さんからの言葉のあと、こんな表現があります。

〈今までたくさん流した涙とはまるで違う涙が一粒落ちた〉

なんか共感というか、コペル君の気持ちわかるなって、私は良いなって思ったんですけどどう感じるんでしょうかね。


〈まるで違う涙〉は、希望の光というかお母さんが背中を押してくれたという安心感、嬉し涙のような。






それからコペルニクスの話。
昔は太陽が地球のまわりを回っているというのが常識だった。

コペルニクスが、太陽が地球のまわりを回っているのではない、地球が太陽のまわりを回っているのだ
と発見した、

当時はそんなわけない!
そんな常識からかけ離れたことを言っていると世間から見捨てられますよ

などとたくさんの批判をあびた。


みんなが常識だと思っていることが正しいとは限らない、
とか
いつも自分(地球)を中心に考えず見方を変えると新しい発見がある、
と教えてくれる。


1人で世間に対し、その常識は違う、と言い続けるなんて難しいこと。

でもいつかは今までの常識がひっくり返って、正しいことは正しいって事実になっていくんだ…



などなど、他にもたくさんのことを考えるきっかけになりました。80年も前に書かれた本であることにびっくり。機会がありましたらどうぞ読まれて感想、意見などお聞きしたいです。



長くなりましたが最後に
賛否どんな意見があるのか気になって調べました。↓以下ネットより引用

【2018年 上半期本ランキング】 『君たちはどう生きるか』総合TOP5に2作



 大人になった私は、『君たちは……』に対する「なんだかな」な気分もないわけではない。結局は中産階級の少年たち(少女は除く)のお話よねとか、教養主義的だよなとか、ここで求められているのはつまり「正しい知識人の生き方」でしょ、とか。


ひ弱なインテリたち

 しかし、話はこれだけでは終わりません。この物語にはこれに留まらない問題が含まれています。

 コペル君は父親を亡くしていますが、生活に困っている様子はありません。むしろ他のクラスメイトよりも綺麗な家に住んでいます。その上、叔父は失業中のため、しばしばコペル君の家にご飯を食べにやってきます。

 なぜコペル君はこれほどの生活を送れるのでしょうか。漫画版では描かれていませんが、実はコペル君の亡くなった父親は銀行の重役で、いわゆる女中もいます。同級生も大学教授や医者の息子などです。つまり、コペル君たちはブルジョワ家庭に生まれたインテリの卵なのです。吉野源三郎はインテリ目線に立って物語を構成しているのです。

 おそらく「君たちはどう生きるか」というタイトルの含意もそこにあります。「君たち」とは、インテリでブルジョワの階層を指しているのでしょう。要は、この本は、「君たち」=インテリに向けて書かれたものであり、「彼ら」=非インテリを想定読者としていないということです。

 もちろんインテリは社会や国家にとって重要な存在です。しかし、インテリには多くの問題があります。この物語にはインテリの問題点も描かれていますが、それはインテリの「ひ弱さ」です。

 先程の北見君は山口君との一件で、山口君のお兄さんをはじめ上級生に目をつけられます。そこで、コペル君たちは、もし北見君が上級生から制裁を加えられるようなことがあったら、体を張って止めようと約束します。ところが、実際に上級生たちがやってきたとき、コペル君は逃げ出してしまったのです。 

 インテリがいかに講釈を垂れようとも、彼らはひ弱であるため、結局のところ時流に迎合してしまいます。これは日本に限らず、万国共通です。たとえば、ヨーロッパでベストセラーとなったミシェル・ウエルベックの『服従』(河出書房新社)にも、フランスのインテリたちが時流に迎合していく様が皮肉なタッチで描かれています。

 『君たちはどう生きるか』を称賛している人たちの多くは、ただ本書を持ち上げるだけで、本書の持つ問題点を指摘しようとしません。それではコペル君が批判した同調圧力そのものではないかという思いからも、一言批を加えた次第です。





 今だったら、そのまま登校拒否になるか、なんなら自殺でもしかねない。人権派と呼ばれている人ほど「そのままの君でいいんだよ」「子どもがかわいそう」と考えて囲い込んでしまいがちだ。そうやって腫れ物に触るように寄り添って、したいようにさせて放っておくかもしれない。でもその結果、その子の将来はどうなるか等々、考えさせるものがある。

 

 叔父さんは自分でケジメをつけるように厳しく教えた。そして叔父さんのノートには「君が死んでしまいたいほど自分を責めるのは、君が正しい生き方を強く求めているからだ」と書かれてあった。苦しんだ先にこそ成長がある。コペル君は勇気を出して正直に真情を吐露する手紙を書き、こうして4人は仲直りするが、ここの大人たちのかかわりが重要だと思った。子どもに苦労をさせることは親や大人として耐えがたいことではなく、むしろ苦労させ、自分の頭のなかでしっかりと善悪を考えたり、悩むべきは悩ませ、正しく対人関係を切り結んでいくようにさせていくことや、過ちは正すことが人間としてのまっとうな生き方なのだと教えている。それは子どもに限らないことだ。

 

 E 叔父さんのコペル君に対するかかわりは学ぶことが多いし、ぜひ教育者に読んでほしい本でもある。子どもの全精神生活に立ち入って人間として成長させるという点でヒントも多いと思う。以前は中学生になると、とくに国語の教員が推奨していたものだが、子どもだけが読む本でもない。「君たちはどう生きるか」という永遠のテーマは一般の読者が読んでも考える内容が多い。