さぁ、今年も “VOCA展” の季節がやって参りました!
今年も上野の森美術館にて、絶賛開催中です。
VOCA展 (ヴォーカ展) とは・・・
全国の美術館学芸員、ジャーナリストなどに40才以下の若手作家の推薦を依頼し、
その作家が平面作品の新作を出品するという方式により、
毎回、国内各地から未知の優れた才能を紹介するという美術展。
「30 (歳) 過ぎたのに、まだ若手 (芸人) って呼ばれるんですよ。。。」
という芸人さんならではのお約束ギャグがありますが。
美術界も、40歳以下は若手作家なのですね (笑)
今回の受賞作品は、以下の通り。
(作品画像は、こちらから観られます↓)
http://www.ueno-mori.org/voca/2011/visual-index.html
・VOCA賞 中山 玲佳 《或る惑星》
・VOCA奨励賞 後藤 靖香 《あきらめて》
森千裕 《Eternal Itching (SAYONARA) 》
・佳作賞 熊澤未来子 《より未来へ》
澤田明子 《ヒア》
・大原美術館賞 上田暁子 《あふれて入口、あふれて出口》
《とある熱を通り抜ける》
・・・な、なんと、受賞者6人全員女性!
頑張れ、男子!!
ちなみに、僕が個人的に、
とに~賞 (注:ブロードウェイの権威ある賞ではない) をあげるならば、
山本聖子さんの 《solid drawing of empty》 という作品です。
これまた女性。
熱狂的なマニアもいるアレをアート作品にしてしまうとは (笑)
“この発想はなかったw” と、思わず感心してしまいました。
山本さんの過去の作品は、こちらに↓
http://www.gallerykobayashi.jp/artists/syamamoto/ただでさえ会期が短い、この美術展。
今年は、地震の影響で、さらに短くなってしまいました。
会期終了まで、あと4日。
皆様、お気に入りの若手作家を発見して下さいませ♪