フェールラーベン・イントロダクション ~その壱~ | アートスポーツ アウトドアBLOG

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こんにちは、アウトドアウェア担当武内です。

アートスポーツ・ODBOX本店では2019年秋冬シーズンより新たに『フェールラーベン』のアパレルの展開を始め、現在2FにてPOP UP開催中です! 実は春夏シーズンからすでに同ブランドのアイコンとして有名なバックパック、カンケンは取り扱いを始めていました。

 

 

殆どの方はフェールラーベンと聞くとまずこのカンケンバッグが頭に浮かぶかと思います。実は私もそのうちの一人でした。しかし! 実はアパレルもとってもステキなんです!!

 

ハイテク素材を駆使して驚異的に軽くコンパクトになる…。そんな最先端を突き進むアウトドアウェアとは一線を画す、野外での酷使に耐えうる頑丈でヘビーデューティーな仕様で、それでいてどこか懐かしさを覚える伝統的なデザインと素材

 

 

そして環境先進国であるスウェーデンの気質を脈々と受け継ぐ、サステナビリティ=持続可能性を徹底的に重視する企業理念。

展示会で見た瞬間これらすべてにビビッときてその場でODBOX本店での展開を決めました!!

 

けれどまだまだご存知ない方も多いかと思いますので、当ブログで6回にわたりフェールラーベンがどんなブランドなのか、どんな会社なのかをご紹介していきたいと思います。第一回の今回はブランドヒストリーについてお伝えしたいと思います。

 

 

 

フェールラーベンがその産声を上げたのはスウェーデンのエルンシェルツビクという小さな町。1950年にオッケ・ノルディンというアウトドア好きの14歳の少年が当時の木製の背負子の使いづらさに嫌気がさし、自分でバックパックを作成したところから始まりました。

この時は当然まだ商品として販売するわけではなく、オッケ自らが使うためだけのものでした。

 

時は流れ1960年。青年に成長したオッケは奥さんと二人で自宅兼工場の地下室でバックパックを作っては手売りするという牧歌的なスタイルでブランドをスタートします。しかしバックパックそのものの重さはいかんともし難いものでした。

24歳のオッケ・ノルディン

 

どうにかして軽量化できないかと暗中模索を続けたオッケはとうとう世界初となるイノベーションを成し遂げます。今まで背負子のフレームは木でできているのが当たり前だった中、スウェーデンが得意とするアルミ加工技術を背負子に流用したのです。これが軽く頑丈で圧倒的な快適さを誇り、瞬く間にヒット商品となりました。

その後も1964年に当時は革新的なダブルウォール構造のサーモテントを発表、

1968年には現在も不動の定番品としてラインナップに存在するグリーンランドジャケットをリリース。

そして1978年にはカンケンバッグが登場し、スウェーデンの学生達の愛用品となりました。

 

他にも数々のヒット商品を世に輩出し、現在は多種多様なバックパックと様々なシーンに合わせたウェアをラインアップする総合アウトドアブランドとして各国で人気を博しています。

 

アウトドアアクティビティを楽しむオッケ・ノルディン

 

さて、ここまでフェールラーベンの歴史をひも解いてきました。…が、せっかく素晴らしいウェアが店頭に並んでいるのでここでお伝えしないわけにはいきません。そこで今回は『ケブジャケット』をご紹介します!!

 

ケブジャケット

\39,000+tax

 

メンズ

 

 

ウィメンズ

 

耐久性が求められる箇所には堅牢なG-1000素材、柔軟な動きが求められる箇所にはナイロン×ポリエステルのストレッチソフトシェル素材を配置したハイブリッド構造のジャケットです。

ベンチレーションジッパーも搭載し、オーバーヒートしそうな時には換気可能。独特な深い形状のフードは小雪が舞う強風時にもしっかり頭部を保護してくれます。

 

 

ケブジャケットは男女共に入荷済です。ぜひ店頭にてお試しください!

 

そして次回はケブジャケットにも使われているフェールラーベンオリジナル素材『G-1000』について掘り下げてご紹介したいと思います! これが最も私の心に突き刺さった素晴らしい素材です。ご期待下さい!!