1週間前に描いたグリーングラデーションの作品。
先月のパステルファンデ講座の練習作品を描く際に
ソフトパステルのセットにあったディープグリーンに目を奪われて
「この色でグラデーションを作りたい」と思っていました。
とは言え、グリーングラデーションはやったことは何度もあって
今回のイメージは去年のスズランをリメイクしようとしたもの。
スズランのイメージになった作品は日付を見るとちょうど一年前で
個人的にこの時期のカラーはグリーンということなのでしょう。
そして今回も事前イメージはスズランだったんですが
塗り進んでいくと「森のようだ…」と感じたのです。
ただあまり説明的にしたくないし、難しいこともしたくない…。
よく分からないまま、これ以上色が乗らないところまで塗り込むと
小さな双葉のテンプレートを作って一気に消しゴムをかけてみる…。
テンプレートを外す前からガッカリして「これは色を入れた方がいい」と感じる。
(悪くはないけど、こうじゃなかった感)
「このグリーンをまた出せるだろうか」と思いつつリトライしたものの
ベースに入れた明るいグリーンを端折ったら、心に響く色にならない…。
と言っても、どんな色を途中で使ったかちゃんと覚えているわけではないので
一旦すべてを傍に置いて一から塗りなおして描いたのが、冒頭の作品です。
グラデーションを作って散々眺めながら、双葉の大きさや葉の角度を決め
平坦だった大地に少し高さを出してみると光の入れ方も変化して
成長していくような「動き」を出せたように思います。
再現するのが難しいタイプのなのと、絵面との対話が大切なので
この作品自体は参考として掲げているに過ぎませんが
グリーンに深みを持たせる色づくりと作品との対話のプロセスを
ご興味があればフォームからお気軽にお問い合わせください。
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5月の対面講座
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私にとって絵を描くこと自体はそれほど重要じゃないし とりわけ上手くもない
でもパステルシャインアート®︎があると世界と関わるのがラクなのだ
自己の内から外へ
個から世界へ
ツールはそれらをつなぐ虹
それが伝わればいいなと思う
S-TERA☆彡